国民健康保険の保険料の地域格差
(1)
- いきなりだけど以下のページで「東急田園都市線」上の地方自治体の健康保険料・介護保険料の比較がある。
- これの結論が実に分かりやすいので表にしてみた。ここでは借家1人暮らしの所得年200万円、住民税104,000円の場合(保険料はどちらも年額)。
| 健康保険 | 介護保険 |
渋谷区 | 222,280円 | 31,760円 |
世田谷区 | 222,280円 | 43,200円 |
川崎市 | 247,897円 | 79,987円 |
横浜市 | 320,750円 | 100,090円 |
大和市 | 54,098円 | 11,460円 |
町田市 | 40,600円 | 11,592円 |
- この差はすごい。介護に関しては保険料だけではなくサービスも自治体によって違うらしいので安いからいいとは単純に言えないらしいけど、しかし少なくとも健康保険は明らかに違う(ちなみに会社で給与をもっている人は、健康保険も会社の管轄なので、上記の金額は適用されない)。
- まず一番にいえることは、横浜市は最低最悪である。ああ、どうりで健康保険料高いわけだよ。あれは僕の(一時的に多くなった)収入のせいだけじゃなくて、このボッタクリ的なシステムのせいでもあったわけだね。・・・それに比べて、大和市・町田市はいいなあ。なんか引っ越したくなってきたかも・・・。
- 世間では「地域格差」とかいうと大都市と地方を比べて考えがちだけど、首都圏内でもこんなにすごい差があったのか。横浜市と町田市で約4倍も違う。何もしなくても年収が28万円以上違う。EeePCが10台買えるくらいの差だ。
- 介護保険に関しては人によって意見が分かれるところだろうけど、僕は安いほうがいい。というのは、僕は結局行政に期待してない。行政というのは集めたお金を公務員が浪費して、その残ったお金だけが行政サービスとして提供される仕組みだと僕は勝手に信じている。だから僕の考えだと行政経由でサービスを受ければ受けるほど損になる。・・・だから僕としては究極的には健康保険にも入らず、介護保険にも入らない、年金も払わないというのが理想(というか行政なんて何もしてくれなくていい、やればやるほど世の中が悪くなっている気がするから・・・個別にはいい制度もあるんだけど、全体としては悪すぎる)。もちろん医療機関や介護を受ける際は全額負担になる。でもそれで一向にかまわない。・・・しかし悲しいかな、日本で皆保険制度なるルールがあって、国民健康保険に入らないという態度は(確か)違法なのだ。だから僕はいやいや加入している。
(2)
- さっきアリコジャパンの終身医療保険「リターンズ」なるものを知った。これはすごくいい保険である。
- この保険には一つだけ問題がある。それはアリコの親会社はあのAIGであって、つまりつぶれるかもしれないという危険があるのだ。
こめんと欄