OSC名古屋2008のメモ
(1)
- 手羽先おいしい(風来坊)。前日準備にて。だいぶ前に妹からもらった名古屋のお土産の手羽先がそれほどにはおいしくなかったので、実は全く期待していなかったのだけど、激しく反省。あとエビもおいしかったー。
- 当日は、名古屋OSCのセミナー数はすごく多くて、「こんなんじゃお客さん不足になるんじゃないかなあ」と失礼ながらも心の中でつぶやいていたのに、なんかすごくたくさんお客さんがきているじゃないですか!なんでこんなに来るの???しかもまだ第一回だというのに・・・恐るべし、名古屋。っていうか大変失礼いたしました。
- 展示の合間にトイレに行こうと思って、それでドアの隙間からセミナールームをのぞいてみて、「!」ってなって、「ま、まあ、きっとこのセミナーがたまたまあたっただけなんだよな?」とかつぶやきつつ、隣のセミナー室も見てまた「!」。うそー、とか思いながら、結局会場を一周してしまい、われに返って急いで展示室に戻ったのでした。
- ShakuNekoさんがキター!僕の頭の中ではShakuNekoさんは北海道の人だったので、最初は超混乱。ShakuNekoさんのマイブームは「フリーダム」。ShakuNekoさんが宮原さんに突撃して、自分のことを覚えてもらっていなかったことにショックを受け、宮原さんを叱責したのには苦笑。っていうかウケました。ShakuNekoさん面白すぎです。・・・あと僕に「いつの間にそんなに有名になったんですか?!」とライバル心を燃やしているところもステキでした。
- staffの人たちが、最後に見本用書籍をもらえることになって、それで一番最初に「30日でできる!OS自作入門」を選んでもらえたのはうれしかった。というか名誉だ。しかもそれをみて「ああ、それオレもほしかったのに」とか言ってくれる人や、「読み終わった後にかしてもらうことになりました!」ってうれしそうに報告してくれるのもありがたやー。なんというか、彼らのがんばりを時給に換算すればあの本じゃ到底引き合わないはずなのに、それなのにあんなにうれしそうにされると、著者冥利に尽きるし、彼らの純真さがとても輝いて見える。
- 結局3日間全部「ドニチエコきっぷ」になった。でも元が取れているのは最終日だけ。まあ記念カードってことで。元が取れないとはいっても損はそれぞれ100円未満だし。
(2) カルチャーショック編(?)
- 名古屋は地域コミュニティ数がすごく多い。しかもそれぞれのコミュニティが3〜5人みたいな小規模じゃなくて、10人、20人と、かなりまとも。なんでそんなにコミュニティが出来ちゃうの?しかも毎月集まって勉強しているらしい。こんな県今まで無かったよ・・・。かなり以前にsoranさんが学校で同好会を作りたいみたいな話をしてくれて、「そんなの簡単に出来ないと思うから軽く考えないほうがいいんじゃないかなー」と言ってしまったことを反省。soranさんは名古屋の文化圏で考えていたのかもしれない。そうだとすれば僕の突っ込みのほうがよっぽど軽はずみだ。
- 日曜日にはオプショナルツアーが無かったので、勝手に一人観光モードへ。でまず気付いたこと。なんだこのマンホールの図柄は!宇宙人か?それとも超能力者か?・・・とよく見て考えて、これはおそらく「あめんぼ」だろうと得心。
- 名古屋駅のツインタワーは高さが同じじゃないけど、実は低いほうが階数が多かった。オフィスタワーは高いのに階数が1つ少なかった。ってことは各階の部屋は天井が少し高いんだろうか?15階のスカイロビー(じゃないけど、なんかそんな感じの名前)は無料でいける。結構眺めがいい。やっぱり駅を上から見るのは電車の動きが面白くて好きだ。
- とりあえずガイドブックを買おうと思って高島屋の11階へ。しかし名古屋のガイドブックがない。神戸も大阪も今日ともあるのに名古屋がない。・・・と苦労して1冊発見。ちょっと思っていたよりも高かったけど早速購入。ちなみに「OS自作入門」置いてなかった。がーん。こんなに大きな本屋さんなのに・・・。それともOSC期間中に売り切れただけなのかな。うーん、そうだったらいいのだけれど・・・。
- 名古屋城にいこうと思ったけど、隣の公園も散策したいので、それなら夕方にしようということで、まずは冷房のきいた屋内施設で面白そうなところを探す。で、徳川美術館に惹かれたのでそこに行くことに。しかし料金が1200円。うわーこれは高い。そして迷う。でもエコ切符だと見学料200円引きっぽいし、まあそれならいいか。それに高いってことは他の人もあまり来ないかもしれないから、その分静かで涼しいかもれない。
- 地下鉄の駅から徒歩10分。まだ午前中なのに、しかもたったの10分なのに、もう暑さでへろへろ。名古屋城を後回しにして良かった。と思ったら、ここは徳川美術館ではなく、徳川園なる庭園らしい。なんと入場料がいるとな?うーん、迂回してもいいんだけど遠回りはめんどくさいし、なんか受付の人が「美術館とセットで入場料払うなら割引もあります」とかいうので、「じゃ、じゃあ、お願いします」。ということで通常300円のところ、実質150円で入園。しかも再入場可能と来た。おお、ありがたい。じゃあ帰りもここを通ることにしよう。
- そして僕の予想をはるかに上回る綺麗なところだった。これなら300円でも問題ない。パンレットにあるとおりの2つの滝とか池とかせせらぎも気に入ったけど、小道の影に隠れていた休憩小屋と、さらにその陰に隠れていた、なんとかっていう水辺が最高に気に入った。岩にくぼみがあって、そこには竹筒から流れてきた水が溜まっているんだけど、それをひしゃくですくって手を清められる。まずこれが冷たくて気持ちいい。しかも順路には含まれていない小道の先にあるので、人がほとんど来ない。だから独占してのんびり何度も冷やせる。気持ちよくなったら小屋で休めばいい。その上、この水辺の排水にはかわらを使った特別な細工がしてあって、水が流れるときすごくいい音がする。これがまたたまらない。誰も来なくて静からだからこの繊細な音がよく聞こえる。
- なんか何の話を書くつもりだったのか混乱してきたけど、まあどうでもいいのでこのまま話を続ける。
- でまあ、へろへろ状態から回復しているうちに徳川園を一周してしまったので、もう一度半周して美術館へ・・・と思ったら隣に江戸幕府の書庫があるではないか。しかも無料で入れるらしいのでまずはこちらを。そして入り口のそばに最強の冷房を発見。お客さんは僕以外には誰もいないようなので、遠慮なく機械の前に立って体温調節。うおー、これは涼しい。今年の夏で一番涼しいかも。感動。・・・そんなことに感動するなよ・・・。
- ダメだ、この書き方だといつまでたっても書き終わらない。要点だけを簡潔に書こう。
(3)
- 徳川美術館はいい。展示物の質も量も尋常じゃない。これで1200円はむしろ安い(僕は1000円だけど)。おみやげコーナーも魅力的(でも30分以上も見入っていたくせに、結局買わず)。・・・で、それを知ってかしらずか、お客さんも結構来ている。
- その後名古屋城に行ったが、夕方なのにまだ暑い。入り口まででもうへろへろ。しかも見学可能時間が残りわずかになってしまったので、見学料が惜しくなって見学を断念。っていうか夏休みなんだから見学時間延長しててほしかった・・・。
- やることなくなったので、そういえば宮原さんに前夜祭で「もう海は見た?」と聞かれたのを思い出し、名古屋港へ行くことにした。名古屋港も地下鉄だけでいけるから僕にとってはタダだし、海風もあるからきっと涼しいだろう。そしてこれが大成功。南極観測船の「ふじ」と「海洋博物館」と「展望台」を見学したけれど、そしてみんな同じ料金ということだったけど、面白さはダントツでふじだ。っていうかふじはもう一度行きたい。おもしろすぎ。資料によるととんでもない金額の初期費用(見学用への改造)と維持費がかかっているらしいけど、なるほどそれだけのことはある。他の2施設はきっとこれより格段に安上がりなはず。
- で地下鉄の駅で2度カルチャーショック。まずはエスカレータ。黄色い線の内側にお立ちくださいなんだけど、なんと黄色の線は真ん中にもひかれている。つまり、名古屋ではエスカレータは2人乗りが公認されているって事のようだ。ステップの中央にお立ちください、じゃないわけだ。もう一つは名古屋駅についたときの電車内のアナウンス(乗り換え案内とか)。まず当然ながら日本語。次に英語。次にたぶん韓国語。そして中国語。次にスペイン語かポルトガル語かフランス語かなんか僕には分からない言葉。・・・なんなんだこれは。なんという国際都市。英語までならまあ珍しくないけど、5言語ってすごい。
こめんと欄