CDの音がよくなる?
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- これを読んだ。CDの基盤を変えたら音がよくなったという話である。
- デジタルなのにそんなアナログみたいなことがあるのだろうか、あっていいのだろうか。でも似たようなことをいう人はそれなりにいる。
- 最後のページによると、結局今のCD-DAはノイズがいっぱいあるといいたいようだ。本当にそうなのだろうか。これって本当に気のせいじゃないのかな。
- 仮にこのページの言うとおりだとしよう。そうだとすれば単にノイズを減らす工夫をすればいい。たとえば録音時間を1〜2割ほど犠牲にしてCD-ROMの方法でECCデータを付与すればいい。どうせ今だって80分きっかりCD-DAで使い切っていることは少ないだろうし。これなら安物の基盤で作ってもエラー率は激減する(というかCD-ROMがデータ化けしたなんて聞いたことない・・・エラーならありうるけど)。これでも不満でもっとエラー率を下げたいならADSLのノイズ対策として確立しているリードソロモン符号をECCの代わりに使えばいいだろう。
- そもそもCD-DAレベルでのエラー訂正としてCIRCというリードソロモン符号が使われているらしい。
- 今までのCDプレイヤでの再生に執着するから高くていい素材を探さないといけなくなる。それはコストがかかってよくない。こんなのではアナログレコード時代、カセットテープ時代と変わらない(メタルテープがいいとか)。そうじゃなくて、CDの新しい規格としてノイズに強いフォーマットとドライブを出せばいいだけなのに。ついでにapeみたいな可逆圧縮やAACのような不可逆圧縮も入れて、長時間再生派にも歓迎できるように。
- それともCDなんていまさらなのかな。SDカードとかのメモリカードは安くなってきたし、ドライブを小型化できて振動にも強くなって消費電力も減るから、CDなんて改良してもしょうがないのかもしれない。それならそれで、CD屋さんもメモリカード屋さんになればいいのになあ。
(2) リンク
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