政略結婚は世界を救うか?

  • (by K, 2008.09.19)

(1)

  • 歴史のドラマを見る限り、日本では戦国時代、戦争を避けるために隣国と政略結婚なるものをしていたらしい。これはつまり、戦争をしたくない国に娘を送るなどして、戦争を避けようということらしい。
  • よく考えるとこれが良くわからない。まあなんというか、これがものすごい美人とか頭がいいとかだったら分からないでもないんだけど、単に自分の娘を嫁がせるというだけで、隣国はうれしいのだろうか。ドラ娘をやっかい払いとばかりに押し付けられた可能性はないのか。そもそも好きでもない相手と結婚させられて、それで喜ぶのだろうか。
  • まあ仮に子供が生まれれば、これは共通の孫だから、そうなれば共感が生まれるのだろうか。しかしいやなやつと無理やり結婚させられて子供が生まれても、それは本当にめでたいのだろうか。むしろ不幸なのではないかという気がしないでもない。
  • それでも政略結婚はなにも日本だけの風習ではなく、聞くところによればヨーロッパなどでも行われていたらしい。

(2)

  • まあいい。理由はよく分からないが、仮に政略結婚に効果があるとしよう。それなら、軍備などへの投資はほどほどにして、仮想敵国の要人の血縁者や王族、皇族は、どんどん政略結婚させるという方針を国連がとったらとだろう。これは(国連軍を整備するよりは)お金がかからない。常任理事国は、今度はどの国とどの国を縁組するか相談したりするわけだ。
  • 自分で提案しておきながら言うのもなんだけど、これがうまくいくような気が全然しない。でもかつてはそれなりに戦争抑止力として機能していたはずだ。そうでなければ、政略結婚なんかしていたわけがない。・・・別に効果がなくても大して失われるものがあるとは思えないから(犠牲になるのはせいぜい要人や皇室の人の結婚の自由だけ)、100年くらい試してみる価値はあるんじゃないだろうか。自国の防衛のためにと称して軍拡する国はあるけど、それはたいていなんだかうさんくさい。でも自国の防衛のために政略結婚するなんて、とりあえず軍備拡大よりはずっと平和的じゃないか。
  • 昔の人が平和を得るために獲得した習慣なのだろう。しかも日本でもヨーロッパでも同じ結論になったということだ。それならこの紛争が絶えない現在においては、これを試すこともなく解決策で悩むくらいなら、一度これを試してみてもいいんじゃないだろうか。
  • 理想的な民主主義国家なら、王族や皇族の政略結婚では効果が出ないかもしれない。その場合は、国民の人数の平方根くらいのお金持ちの上位者(つまり総人口1億人なら1万人、総人口100万人なら1000人)が国際結婚だな。経済における成功者が、実質的な支配者だと思うので。

こめんと欄


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Last-modified: 2008-09-19 (金) 02:09:42 (5029d)