謝ること許すこと
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- 「自分は悪くないから謝らない」という加害者。「あのう、じゃあ自分が謝れば許してもらえますか」という被害者(そして謝る)。とある物語の一場面らしいのだけれど、これはなかなかに考えさせられる状況だ。
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- 自分が悪いとか悪くないとか、そんなことは謝ることとは実はあまり関係がない気がしてきた。真実や事実はどうであるにせよ、とにかく紛争と直接関係のない第三者のいる前で誠実に謝るのはかなり効果がある。逆に自分は悪くないから謝らないとかいっていると、すごく子供っぽく見える。これはおそらく、インターネット上の掲示板でも同じだろう。
- 多分許すことも同じような効果があると思う。自分の気が収まるとか納まらないとかで許すかどうかを決めるのは確かに一つの方法だけど、相手の言い分に理があって自分の言い分に理がなければ(非を十分に償っているように見えるとか、自分ではなく第三者から見て許すべき状況になったと感じたら)、直ちに許すべきなのかもしれない。逆に言えば自分の気が収まっても理屈にとおらない状況なら許すといってはいけない状況もありうるのかもしれない。
- (考え中)
こめんと欄
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