日本語の「濁音」はいい発明だと思う
(0)
(1)
- まず数字を考える。今の主流は10進数だけど、これはもちろん良い進数ではない。僕が思うに、4進数か16進数であるべきだ。4進だと桁が増えすぎて不便だろうから、そう考えると16進数しかない。ちなみに16で足りなければ次は256進数を推奨するけど、これは数字表記用の文字を256種類も必要とするので、かえってよくないと思う。
- 同じことは普通の文字にも言える。アルファベットは大文字小文字で52文字だけど、まず大文字は全て捨てるべきだと僕は思う。それで26文字。しかしこれでもまだ多い。16文字を目指すべきだ。qとかなくてもいいと思う。kyで置き換えてもいいんじゃないか?kyueueとか。xもiksとかeksに換えられないものだろうか。ekschangeとか。
- 母音によく使われる文字は、aeiouだと思う。これはローマ字でも同じだ。だから子音を11種以下に抑えれば文字種も16以下にできる。
(2)
- それで思ったのが、日本語の濁音という考え方だ。「か」行が「が」行に、「さ」行が「ざ」行になるなど、子音に関係性を持たせることで、子音のための文字の乱発を回避している。このルールを模倣して、
kx=g, sx=z, tx=d, px=b
- ということにすれば、ローマ字からgzdbは追放できるので、aiueokstnhmyrwpxの16文字だけでひらがなの代わりができることになる。
- 英語の子音も考えると、fx=vかな。これにさっきのqとx追放も入れると、子音の濁音化文字xを追加しても20文字。あと4文字か・・・。zy=sxy=jはだめかな?sxyapanとか。まあとりあえずこれもOKにしてみよう。じゃああと3文字。・・・cなんかどうだろう?chuならtuでいい気がするし、carならkarでもいいんじゃないかな?chiはどうしよう。tiだとちょっと違う。tsiじゃだめかな?そうか、speechみたいに、末尾にchが来る場合があるんだな。このchの置き換えが何とかならないとだめか・・・。
(3)
- 濁音清音という関係をxで表すだけではなくて、似た子音を関連付ける記号だとすれば、
rx=l, hx=w, nx=m
- なんてどうだろう?(ちょっと無理もあるけど)。これだとcをそのままにしていても、使う文字は16文字に収まる。
acefhiknoprstuxy
i am a man. -> i anx a nxan.
momonga -> nxonxonkxa
beep -> pxeep
hello, world -> herxrxo, hxorrxtx
- xは後置よりも前置のほうがいいのかもしれない。よく考えてないけど。そもそもxじゃなくて濁点や'みたいな付加記号のほうがよさそうにも思える。
- 百人一首などで分かるように、昔の日本語では濁音を文字としては表現しなかった。前後から濁音化するかどうかを判定していたらしい。そのルールが使えるのなら、上記例からxは全て取り除けることになるが、さてそれで分かるだろうか。
i am a man. -> i an a nan.
momonga -> nononka
beep -> peep
hello, world -> herro, horrt
- もはや暗号だ(笑)。
(4)
- あとは制御コードを8個くらい用意して、記号をメジャー16個+マイナー8個くらいに抑えれば、一般テキストファイルに必要な文字コードは6bitに抑えられる。
- なお、僕は16進数の10〜15が、A〜Fという現在のアルファベットと同じ文字を使うのには批判的だ。でも「文字」としての大文字を廃止してしまえば、大文字のA〜Fが文字に使われることはなくなるので、これを「数字」として再利用することには賛成できる。
- 今フルキーボードのキーを数えたら48個あった。つまり48文字ならシフトを使わずに入力できるのだ。ってことは、マイナー記号8個だけシフト併用にして、あとはシフトもctrlと同じように機能すればいい気がする。もうcapslockもいらない。
こめんと欄
|