正社員って本当にいいの?
(1)
- ニュースなどを見ていると、みんな正社員になりたいらしい。ふーん。じゃあどうしてそんなものになりたいんだろう。生活が安定するから。ふーん。
- でも企業は正社員はほしくないらしい。それよりも、必要なときにたくさん確保できて、重荷になったときにすぐに契約を打ち切れるような非正規雇用がいいらしい。なるほど。
(2)
- 僕は仕事をしてお金をもらうとき、お金を支払う人が僕のしたことで儲かったり得をしたりうれしかったりしたからお金を払うものだと思っている。だから支払う人が不満そうに支払うようなら、仕事をやめたいと思う。僕はそういう性格だ。・・・そんな僕から見て、正社員というのは本当にひどいと思う。会社は苦しくて仕事がなくてできれば解雇したいとまで思っているのに、従業員は給料をくれ、いや正社員なんだからもらえて当然だとばかりに迫る。そんな人になりたいだろうか。そんな正社員に会社は感謝するだろうか。他人を不幸にすることで得た「生活の安定」などというささやかな幸福に一体何の意味があるだろう。
- 僕だったら、仕事ができるときに仕事をして、それでもちろん相手の迷惑にならない範囲の報酬をもらって貯金する。安定して長く暮らしたければ切り詰めて貯金を減らさないように努力すればいいだけだ。僕も雇い主も全然不満がない。そして雇ってくれた人は次も他の人ではなく、また僕を使いたいと思ってくれる。
- もちろん雇い主だって安定して仕事があるわけじゃないだろう。だから僕だって忙しいときと暇なときができるだろう。で、暇になったら貯金でしのいで、そのときに勉強でも何でもすればいいわけだ。貯金が少なくなって不安になったら、今まで雇ってくれた人の様子を見て、もし忙しい人がいたら、手伝わせてもらえたらうれしいんですけど・・・みたいに相談してみればいいだけだ(未踏への応募とかでもいいと思う)。・・・こういう生活の一体何が不安だというのだろう。僕には全然分からない。
(3)
- むやみに正社員になりたいひとって、貯金とかしないのだろうか。だから収入が安定しないと生活が安定しないのだろうか。
- まあ僕も将来性社員になることはあるのかもしれない。でもそうだとしても、僕はそのときに「安定のために」正社員になったりはしないと思う。だからたとえ正社員でも、辞めろって言われたらはいやめますってやめちゃうような、そんな正社員になるだろう。役に立たないけど仕方なく雇っているなんて思われたくないし、いないほうがいいなんて思われるなんて僕はいやだ。
こめんと欄
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