* OSASK-WikiのKの落書きの過去ログ
 -本家:[[OSA:K]]
 --過去ログにコメントしたい人も、本家のこめんと欄に突っ込んでください。
 
 *OSASK計画相関関係
 -なんか全然わかってない人がいて悲しいので。
 -名称はプロジェクトの名前ではなく、プロジェクトの成果物の名前です。
 
 -OSASK
 --エミュレータOSを開発するプロジェクト
 --全てのプロジェクトの中心的存在
 -nask
 --アセンブラ開発プロジェクト
 --GOに吸収された
 --OSASKを開発するための手ごろなアセンブラがないので作成
 -GO
 --もともとはgccの移植プロジェクト
 --今は開発ツールの総合開発プロジェクト(コンパイラ、プリプロセッサ、アセンブラ、リンカ、など)
 --OSASKのネイティブ開発環境がほしいという要望に応えるために開発開始
 -KHBIOS
 --「OSASKスタイル」を実現するための仕組みとして考案
 ---メモリカードをポン、スイッチオン、のファミコン感覚で好きなOSを使うスタイル
 ---データもアプリもメモリカードに入っている
 ---マルチブートよりもずっと簡単
 --これはOSASKの長所(=コンパクトさ)が生きるスタイルであり、積極的に実現を推進していくことにした
 --KHBIOSの普及には時間がかかると判断し、またOSASKよりもずっと簡単な仕組みなのでとりあえずOSASKよりも優先して開発することにした
 -teditc
 --OSASKアプリの一つ
 --OSASKアプリの中では、GOについで長い開発期間を要しており、だからここに取り上げるほうがいいと判断
 --OSASKで日本語対応のテキストエディタがあればいいのになあ、という要望に応えるために作成
 -KH-DOS
 --ちょっとだけ拡張したDOS(内部は32bit)
 --16bit-COM、16bit-EXE、32bit-EXP、32bit-EXEが実行可能(予定)
 --KHBIOS利用にあたり、OSのイメージをメモリカードにインストールするためのツールが必要になるが、それがDOS必須で、しかもDOSは起動が遅いので、いやになって開発を決意
 ---しかしその後、imgtol0dのリリースにより、DOS環境でなくてもある程度のことはできるようになった
 --KHBIOS対応OSをめざす
 --32bit-EXEが実行できるので、MS-DOSやFreeDOSやWin9Xの起動ディスクよりはおもしろいと思っている
 --KH-DOS用のストレージドライバは、OSASKやKHBIOS用のストレージドライバと共通仕様の予定
 -がちゃぴんPC
 --KHBIOSやOSASKを前提にした、(Kにとって)魅力的なPCの構想(これはハードウェアプロジェクト)
 --ゆくゆくは、ほかのOS開発プロジェクトにも関心を持ってもらえると思っている
 
 -バランス
 --OSASKのエミュレータドライバ(Windowsエミュレータなど)と、KHBIOSとどっちが大事か?
 ---KHBIOSのほうが圧倒的に重要です。エミュレータドライバは、OSASKへの移行を容易にするためのものであって、OSASKそのものの良さとはあまり関係ありません。単にWindowsの代替環境がほしいのなら、ReactOSを応援するべきです。またUNIXの代替環境がほしいのなら、LinuxやFreeBSDを応援するべきです。両方がクロスで使えることが一番重要だと思うのなら、WineやPeaceを応援するべきです。
 ---OSASKそのもののよさとは、コンパクトで速いことです。そしてサイズに関してそれがクリティカルにきいてくるのは、HDD以外のデバイスにOSを入れるときです。これはKHBIOSがなくてはごく一部の人にしか体験できないことになり、OSASKそのものの良さが理解できないままになります。これはもったいないです。Kのポリシーとしても、ソフトウェアでできることを(BIOSという)ファームウェアのせいにしてあきらめるのは不満です。
 ---また僕はこのKHBIOSスタイル(=旧OSASKスタイル)に強くあこがれています。是非利用したいです。エミュレータドライバはたまに使う程度ですが(よく使うソフトは移植してしまうので)、KHBIOSは毎日使うでしょう。
 ---KHBIOSはほかのOS開発プロジェクトにも貢献できそうです。KHBIOSがない今は、たいてい最初は安全で気軽なFDから開発を始めますが、その1440KBというサイズやアクセススピードや信頼性に不満を感じるようになったら、いきなりHDDブートへ行けということになります(CD-ROMブートだと自作OSから書き込むのは面倒でしょう)。もちろんBochsなどのエミュレータで負担は減らせますが、実機でのテストを全くやらないわけには行きません。KHBIOSがあれば、いままでブートデバイスとしては利用しにくかったメモリカード類が使えます。
 ---だから、KHBIOSのほうが圧倒的に重要です。
 ---当然ですが、KHBIOSよりもOSASKはもっと重要です。KHBIOSはOSASKからみれば、結局手段でしかないのです。
 --OSASKは究極で最高のOSなんじゃないのか?なんでKH-DOSなんて作るのか?
 ---OSASKは、確かにKにとっての究極であります。しかしDOSみたいなOSもあっていいと思うんです。
 ---なんというか「C++は最高の言語だから他の言語はいらない」みたいな主張がちょっとおかしいのと同様に、「一つのOSが究極で他のOSはいらない」みたいなのはおかしいと思います。
 ---C++を使いつつも、実はインラインアセンブラしか使ってない、みたいなことをするくらいなら、普通のアセンブラを使うほうがいいのです。Cの文法の範囲内でしか使ってない、というなら、C++じゃなくてCを使えばいいんです。だからOSASKを使ってハードを叩くだけで、しかもCUIでシングルタスクで十分みたいなことなら、DOSのほうがいいということはあるでしょう。
 ---Kは全く同様の観点から、ほかのOS開発プロジェクトも応援しています。KHBIOSからして、複数のOSを切り替えて使うことを重視しています。もしそういうことを想定しないのなら、つねにOSASKを起動しておいて、OS切換えではなくエミュレーションでいい、みたいなことになります。そして新OSなんて誰も作るな、OSを作るんじゃなくてOSASK用のエミュレーションドライバを作れ、みたいな話になるでしょう。Kはそういう発想(=自己中心的で、なんでも自分のもとに統合しなければいけないと考える発想)が嫌いです。

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