* インフルエンザ対策
 -(by [[K]], 2009.05.02)
 *** (0)
 -理科の教員免許を持っているものが率先してやらなければいけない!という持論に基づいて考えてみる。
 *** (1)
 -とりあえずマスク。
 -教室にはとりあえず湿度計を持ち込み、60%を目標にする。50%未満なら対策が必要だと他の先生に力説するぞ。
 *** (2)
 -http://www.ne.jp/asahi/web/oki/health/infulenza2001.html
 -ここが良くまとまっている気がする。
 -とにかく手洗いうがい。水分補給。歯磨き。・・・これくらいは僕でもできそう。
 -マスクは使い捨て。
 -教師たるもの、自分がかからなければいいというものではないから、学校に行くまでにつけているマスクは、学校に着いたら捨てる。で学校内では新しいマスクにする。これでいいな。
 -3M N95微粒子用マスク(折りたたみ式)1870F
 -[9010 N95] 3M 防護マスク(50枚/箱)
 -とりあえず1870を買った。
 *** (3)
 -おまけ:
 -インフルエンザワクチンのつくりかた
 --http://www.microbes.jp/aimai/kurashi/fl073.htm
 -致死率など
 --http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1955.html
 *** (4)
 -インフルエンザに感染した人の総数が毎日かなりのペースで増えている気がする。日に+10%くらいかとおもったけど、どうももっとはやいペースで増えているようだ。ということで、新聞を引っ張り出して、週での移り変わりを見ようと思う。日経新聞の日曜日発表ってことにしようかな。
 -2009年(日経新聞)
 |05.03    |05.10     |05.17     |05.24      |05.31|
 |RIGHT:640|RIGHT:3718|RIGHT:8472|RIGHT:12453|RIGHT:記事なし|
 --4月以前の(日曜日の)記事では比較可能なデータを見つけられなかった
 -(2009.05.11)仮に予防接種が間に合わずにこのペースで増え続けると仮定すると、2ヶ月以内に地球の総人口を上回ってしまう。
 --ちなみに予防接種ができるのは最短で10月ごろ?
 --参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/2009年新型インフルエンザ
 -(2009.05.24)WHOのデータを見ていると、ここ2週間くらいは、世界全体の感染者数が線形にしか増えなくなってきている気がする。最初は明らかに指数関数的だったけど、ペースが下がってきたのかもしれない。これはいい傾向だ。比例定数は635人/日くらいだと思う。
 --参考:http://www.who.int/csr/disease/swineflu/updates/en/
 --このペースで押さえ込めるのなら、半年後でも13万人弱で済む。それに(世界全体で)一日あたり635人なら、医療機関だって医薬品だってパンクしないですむはずだ。
 --指数関数的な感染モデル:1人が、2人にうつす。そうすると、2人が4人にうつし、4人が8人にうつし・・・、となる。
 --自乗増加モデル:ある人(最初の感染者)を中心に円が広がるように感染が進むと仮定する。円の面積が感染者数に比例するとすると、円の面積は半径の自乗、すなわち時間の自乗に比例する。
 --線形感染モデル:日本のような長細い国を考える。初めは自乗増加モデルで増えるが、短軸方向への感染が進み終わると、あとは長軸方向に進むだけになる。それで結果的に線形で増加していくように見える。
 --現状の線形増加が何に由来するのかは分からない。結局感染を阻止しようという試みが成功していて、指数関数的増加にみごとにブレーキがかかったのかもしれない。
 -(2009.06.06)5/31の新聞にはインフルエンザの世界統計の記事がなくなった。ダメだな、この新聞。ということで、WHOの統計に切り替えよう。
 -2009年(WHO)
 |04.26   |05.03    |05.10     |05.17     |05.24      |05.31      |06.07|(06.12)|
 |RIGHT:20|RIGHT:898|RIGHT:4379|RIGHT:8480|RIGHT:12022|RIGHT:15510|RIGHT:21940|RIGHT:(29669)|
 --5/24に書いた線形増加モデルは壊れた。今は以前よりも急な傾きで上昇中。よくない兆候である。特に南半球のオーストラリア(876)での流行は心配である。アメリカの感染者数は1.1万人を超え、メキシコの2倍近い。カナダ(1795)やイギリス(428)など、アメリカにつながりの深い国では感染者数が着実に増えている。ちなみに日本は410人である。
 --日本は一時国内での感染が広まって猛烈に増えたが、今は比較的押さえ込みに成功しているといっていいと思う。立派だ(まあ気候のおかげかもしれないけど)。しかし世界では着実に増えているので油断は禁物。日本で流行する前に予防注射ができるといいのだけど・・・。
 -(2009.06.14)ここ3週間くらいは指数関数的な増加をしているようにみえる。これはよくない兆候である。1日に+4.6%くらいか。これは15日間で感染者数が倍増するペースだ。このペースでいくと、今から1ヶ月後には、感染者数は現在の4倍の12万人になっていることが予想される。また3ヵ月後には、今の64倍の192万人になってしまう!このペースは危険だと思う。・・・でも全体的に見れば、自乗増加モデルのほうが適切にも思えるなあ。
 -(2009.06.14)ここ3週間くらいは指数関数的な増加をしているようにみえる。これはよくない兆候である。1日に+4.6%くらいか。これは15日間で感染者数が倍増するペースだ。このペースでいくと、今から1ヶ月後には、感染者数は現在の4倍の12万人になっていることが予想される。また3ヵ月後には、今の64倍の192万人になってしまう!このペースは危険だと思う。・・・でもグラフを全体的に見れば、自乗増加モデルのほうが適切にも思えるなあ。
 
 
 * こめんと欄
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