* 非常に安いPC
 -(by [[K]], 2020.08.21)
 ** (0)
 -なんと表現したらいいのかわからなかったので「PC」と書いたけれど、ここに挙げる基準は以下の仕様を満たすもの。
 --単体でキーボードやディスプレイを接続してプログラミングができる。
 ** (1)
 |IchigoJam|キット:1925円, 完成品:2200円|消費税10%で計算|ARM32以上, 12MHz, RAM:4KB|
 |Raspberry Pi|||ARM32以上, 700MHz以上, RAM:256MB以上|
 |Raspberry Pi 3 mode B+|完成品:5100円|消費税10%, 送料込み|ARM64/4コア, 1.4GHz, RAM:1GB|
 |Raspberry Pi4 model B 4GB|完成品:6875円|消費税10%, 送料込み|ARM64/4コア, 1.5GHz, RAM:4GB|
 |Raspberry Pi4 model B 8GB|完成品:9878円|消費税10%, 送料込み|ARM64/4コア, 1.5GHz, RAM:8GB|
 |NVIDA Jetson Nano|完成品:13600円|消費税10%, 送料込み|ARM64/4コア, 1.4GHz, RAM:4GB, GPUが強い|
 ** (2)
 -上記を見ているとRasPiが本当に安い。ARMベースのPCがあればいいのに、と思ったら、そうかそれがつまりchromebookなのですね。そしてchromebookを調べてみると思ったほど安くはない。うーん、ディスプレイやバッテリが高いのかな・・・。
 -さらに考えを巡らせて、安いスマートフォンにキーボードを足したらいいのではないかと思いついた。いやまあ原理的にはソフトウェアキーボードでもいいのだけど、たぶんそれはさすがにしんどいと思うので・・・。
 -Androidなスマートフォン、もしくはタブレットに、「termux」をインストールして、そこから環境構築すればいけるんじゃないかな??
 -私は8千円程度のスマートフォンを常用しているのだけど、これにキーボードを付けるだけで行けるのなら、それは最も安いPCになる気がする。
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 -私が買ったbluetoothキーボード:
 --(別になんだっていいと思うけど、これくらい安くても快適に動いていますということで)
 --Ewin 「スタンド付き」 bluetooth キーボード 
 --https://www.amazon.co.jp/dp/B08CHDZSBX/ (1,962円:送料・消費税込み)
 
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 -Termuxは17.7MBくらいだった。1分程度で、すぐに入った。
 -起動してlsしても何も表示されない。少し不安になる。
 -pwdしたらパスが出た /data/data/com.termux/files/home ・・・おおなるほど。単にここが空だったわけね。
 -nanoは最初から入っていた(まあなければpkgで入れるだけなんだけど)。なかなか快適。
 -pkg install clang
 -途中で容量確認がある。yにしてみた。234MB?
 -コンソールはタッチすると逆スクロールもできる。これは非常に便利。
 -2分くらいでインストールできた。
 -nano hello.c
 -clang hello.c -o hello
 -./hello
 -途中で printf("hello, world¥n"); と書いて失敗した。バックスラッシュにしたら直った。
 -stripしたらサイズが8KBくらいから6KBくらいに減った。
 -objdumpも使える。すごいな。
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 -今だから正直に言うけど、私は今までLinuxがあまり好きではなかった。使いやすいとも感じなかった。
 -しかしこんなに安価にプログラミングができるようになるのだったら、Linuxが大好きになりそう。
 
 -apt list するとqemuとかもあるみたいなので、もしかしたらTermux下でも自作OSが作れるかもしれない(実機で動かしたいのなら、x86機を別に用意する必要がありますが)。
 --そうか、そのためにはクロスコンパイラも必要だなあ。
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 |apt list|Termuxで使えるすべてのパッケージを一覧で表示|
 |apt list --installed|インストールされているパッケージの一覧を表示|
 |apt update|パッケージリストを最新に更新|
 |apt upgrade||
 
 
 ** (3)
 -ラズベリーパイに液晶ディスプレイを付けて小型PCにする良記事を見つけた。
 --https://www.mztn.org/rpi/rpi28.html
 -でもこの記事を見ると、10インチの液晶ディスプレイに9,000円ほどかかっているので、トータルのコストは1万円を大きく超えていると思われる。
 -もちろん普通のPCと比較するなら圧倒的に安価ではあるけど、以下のタブレットと比較すると高い。
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 -Dragon Touch タブレット 7インチ Android 9.0 RAM2GB/ROM16GB IPSディスプレイ WiFiモデル 日本語対応 M7
 --https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y1KCZVG/ (5,999円:送料・消費税込み)
 
 -VANKYO S7 7インチ タブレット Android9.0 RAM2GB/ROM32GB GPS WiFi 目に優しい 子供にも適当 プレゼント 日本語マニュアル付き 一年保証
 --https://www.amazon.co.jp/dp/B085FYXD48/ (8,999円:送料・消費税込み)
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 -「格安タブレット+bluetoothキーボード」の組み合わせは、ノートPCとは違ってキーボードが一体化していないけど、キーボードは自由に選べるほうが好みを反映できていいかもしれないとも思う。
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 -ええと、Android+Termuxがどのくらいの速さを持っているのかがなんとなく分かる資料としては、 https://wlog.flatlib.jp/category/21 があります。
 -この比較だと、Google Pixelは4.3万円くらいで売っているのに、Core i7級です!

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