boyaki_a/00110
の編集
http://k.osask.jp/wiki/?boyaki_a/00110
[
リロード
] [
新規
|
編集
|
差分
|
添付
] [
トップ
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
バックアップ
|
ヘルプ
]
-- 雛形とするページ --
2012_09
ADSL
ADSL1
BarbaraDye@protonmail.com
Books
DVD-R
EPIA_series
EPM
FormatRule
FrontPage
Help
HomeBakery
HomeBakery2016
InterWikiName
InterWikiSandBox
InterWikiテクニカル
K
KHBIOS/0001
KHBIOS/0002
Lojban
MenuBar
OSA/imp060524
OSC_rule
PASS3
PASS3v1
PukiWiki
RecentDeleted
SandBox
SitePolicy
WattChecker
bank
banks
blogs
blogs2
boyaki_a
boyaki_a/00001
boyaki_a/00002
boyaki_a/00003
boyaki_a/00004
boyaki_a/00005
boyaki_a/00006
boyaki_a/00007
boyaki_a/00008
boyaki_a/00009
boyaki_a/00010
boyaki_a/00011
boyaki_a/00012
boyaki_a/00013
boyaki_a/00014
boyaki_a/00015
boyaki_a/00016
boyaki_a/00017
boyaki_a/00018
boyaki_a/00019
boyaki_a/00020
boyaki_a/00021
boyaki_a/00023
boyaki_a/00024
boyaki_a/00025
boyaki_a/00026
boyaki_a/00027
boyaki_a/00028
boyaki_a/00029
boyaki_a/00030
boyaki_a/00031
boyaki_a/00032
boyaki_a/00033
boyaki_a/00034
boyaki_a/00035
boyaki_a/00036
boyaki_a/00037
boyaki_a/00038
boyaki_a/00039
boyaki_a/00040
boyaki_a/00041
boyaki_a/00042
boyaki_a/00043
boyaki_a/00044
boyaki_a/00045
boyaki_a/00046
boyaki_a/00047
boyaki_a/00048
boyaki_a/00049
boyaki_a/00050
boyaki_a/00051
boyaki_a/00052
boyaki_a/00053
boyaki_a/00054
boyaki_a/00055
boyaki_a/00056
boyaki_a/00057
boyaki_a/00058
boyaki_a/00059
boyaki_a/00060
boyaki_a/00061
boyaki_a/00062
boyaki_a/00063
boyaki_a/00064
boyaki_a/00065
boyaki_a/00066
boyaki_a/00067
boyaki_a/00068
boyaki_a/00069
boyaki_a/00070
boyaki_a/00071
boyaki_a/00072
boyaki_a/00073
boyaki_a/00074
boyaki_a/00075
boyaki_a/00076
boyaki_a/00077
boyaki_a/00078
boyaki_a/00079
boyaki_a/00080
boyaki_a/00081
boyaki_a/00082
boyaki_a/00083
boyaki_a/00084
boyaki_a/00085
boyaki_a/00086
boyaki_a/00087
boyaki_a/00088
boyaki_a/00089
boyaki_a/00090
boyaki_a/00091
boyaki_a/00092
boyaki_a/00093
boyaki_a/00094
boyaki_a/00095
boyaki_a/00096
boyaki_a/00097
boyaki_a/00098
boyaki_a/00099
boyaki_a/00100
boyaki_a/00101
boyaki_a/00102
boyaki_a/00103
boyaki_a/00104
boyaki_a/00105
boyaki_a/00106
boyaki_a/00107
boyaki_a/00108
boyaki_a/00109
boyaki_a/00110
boyaki_a/00111
boyaki_a/00112
boyaki_a/00113
boyaki_a/00114
boyaki_a/00115
boyaki_a/00116
boyaki_a/00117
boyaki_a/00118
boyaki_a/00119
boyaki_a/00120
boyaki_a/00121
boyaki_a/00122
boyaki_a/00123
boyaki_a/00124
boyaki_a/00125
boyaki_a/00126
boyaki_a/00127
boyaki_a/00128
boyaki_a/00129
boyaki_a/00130
boyaki_a/00131
boyaki_a/00132
boyaki_a/00133
boyaki_a/00134
boyaki_a/00135
boyaki_a/00136
boyaki_a/00137
boyaki_a/00138
boyaki_a/00139
boyaki_a/00140
boyaki_a/00141
boyaki_a/00142
boyaki_a/00143
boyaki_a/00144
boyaki_a/00145
boyaki_a/00146
boyaki_a/00147
boyaki_a/00148
boyaki_a/00149
boyaki_a/00150
boyaki_a/00151
boyaki_a/00152
boyaki_a/00153
boyaki_a/00154
boyaki_a/00155
boyaki_a/00156
boyaki_a/00157
boyaki_a/00158
boyaki_a/00159
boyaki_a/00160
boyaki_a/00161
boyaki_a/00162
boyaki_a/00163
boyaki_a/00164
boyaki_a/00165
boyaki_a/0022
data/Clover
data/Clover/hrb_A
data/Clover/hrb_Clover
data/Clover/mail0000
data/Clover/mail0001
data/Clover/mail0002
data/Clover/mail0003
data/Clover/mail0004
data/Clover/mail0005
data/Clover/others
dev-j/THE-BBL/nanasi
ideas
ideas/s7st
ideas/tek3
ideas/tek5
impressions
index
isolations/osw_vga
k
k_in_TOMAMI
kclib1_0000
kclib1_0001
kclib1_0002
kclib1_0003
kclib1_0004
keng
khaba/memo001
khaba/memo002
khaba/memo003
khaba/memo004
khaba/memo005
khaba/memo006
khaba/memo007
klog
klog/comment03
klog/comment04
klog/comment05
klog/essay050
klog/essay051
klog/essay052
klog/essay053
klog/essay054
klog/essay055
klog/essay056
klog/essay057
klog/essay058
klog/essay059
klog/essay060
klog/essay061
klog/essay062
klog/essay063
klog/essay064
klog/essay065
klog/essay066
klog/essay067
klog/essay068
klog/essay069
klog/essay070
klog/essay071
klog/essay072
klog/essay073
klog/essay074
klog/essay075
klog/essay076
klog/essay077
klog/essay078
klog/essay079
klog/essay080
klog/essay081
klog/essay082
klog/essay083
klog/essay084
klog/essay085
klog/essay086
klog/essay087
klog/essay088
klog/essay089
klog/essay090
klog/essay091
klog/essay092
klog/essay093
klog/essay094
klog/essay095
klog/essay096
klog/essay097
klog/essay098
klog/essay099
klog/essay100
klog/essay101
klog/essay102
klog/essay103
klog/essay104
klog/essay105
klog/essays
klog/gfghh
klog/monologue0312
klog/monologue0401
klog/monologue0402
klog/monologue0403
klog/monologue0404
klog/monologue0405
klog/monologue0406
klog/monologue0407
klog/monologue0408
klog/monologue0409
klog/monologue0410
klog/monologue0411
klog/monologue0412
klog/monologue0501
klog/monologue0502
klog/monologue0503
klog/monologue0504
klog/monologue0505
klog/monologue0506
klog/monologue0507
klog/monologue0508
klog/monologue0509
klog/monologue0510
klog/monologue0511
klog/monologue0512
klog/monologue0601
klog/monologue0602
klog/monologue0603
klog/monologue0604
klog/monologue0605
klog/monologue0606
klog/monologue0607-12
klog/old1010
klog/oldk00
krdm0000
krdm0001
krdm0002
krdm0003
links
links/pc0000
links/prog0000
links/soft0000
math
math/00
math/01
math/02
math/03
math/04
math/05
math/06
math/07
math/08
math/09
math/10
mc
memo0001
memo0002
memo0003
memo0004
memo0005
memo0006
memo0011
memo0012
memo0013
memo0014
memo0015
memo0016
memo0017
memo0018
memo0019
memo0020
memo0020/old
memo0021
memo0022
memo0023
memo0024
memo0025
memo0026
memo0027
memo0028
memo0029
memo0030
memo0031
memo0032
memo0033
memo0034
memo0035
memo0036
memo0037
memo0038
memo0039
memo0040
memo0041
memo0042
memo0043
memo0044
memo0045
memo0046
memo0047
memo0048
memo0049
memo0050
memo0051
memo007
memo008
memo009
memo010
memo_dos
memo_opera
minimemo
miniquestions
nask/guide000
nask/guide001
notice
osalinks
osask_khb/memo001
osask_khb/memo002
oversampling
p2018
p20181020
p20181021a
p20181023a
p20181024a
p20181026a
p20181026b
p20181026c
p20181102a
p20181115a
p20181127a
p20181208a
p20181214a
p20190119a
p20190122a
p20190126a
p20190129a
p20190131a
p20190201a
p20190201b
p20190206a
p20190206b
p20190208a
p20190209b
p20190213a
p20190218a
p20190225a
p20190306a
p20190513a
p20190524a
p20190528a
p20190917a
p20191006a
p20191025a
p20191030a
p20191122a
p20191125a
p20191126a
p20191226a
p20200109a
p20200221a
p20200309a
p20200315a
p20200423a
p20200513a
p20200808a
p20200821a
p20211014a
p20211017a
p20211028a
p20211223a
p20220106a
pcmemo
physics
populars
prog/01
prog/02
prop/WaseiOs
quake
quake/jsedip
quake/jsedip/data
quake/jsedip/data05
rep_20061028
rep_OSC06_niigata
sam
sdk0000
sdk0001
sdk0002
sdk0003
sdk0004
spam/hrbwiki/rule
spam/kkiwi/boyaki_a
spam/oswiki/ASKA
spam/oswiki/VGA
spam/oswiki/qemu
spam/test
spysee
test_kor
travel
urls
videochips
ヘルプ
整形ルール
練習用ページ
20212021
* 基本的人権なるもの -(by [[K]], 2008.09.10) *** (0) -憲法には基本的人権なるものがある。これらは絶対に正しくて絶対に守られるものだと信じている人がいる。でも僕はそうは思っていない。 *** (1) -たとえば言論の自由というのがある。要するに何を言っても言いということだ。しかしこれは飽くまでも「現行の国家(日本政府)」との約束でしかない。他の国の人に対して、たとえば現地の神様を激しく糾弾するような発言をしたとしよう。そうすればきっとものすごく怒るし、怒りのあまりあなたを排除するべく、暴力的な行動にまで及ぶかもしれない。このとき、彼らを責めるのはお門違いもはなはだしい。彼らは一度だってあなたの言論の自由を保障するなんていってない。だから、彼らは全く何の罪もない。何の確認もしないで好き勝手にやったあなたがマヌケなだけである。 -日本政府は憲法の中でいろいろな権利を保障するといっている。憲法の中で、納税などの義務について言及しているが、それらを全うしなければ権利を保障しないとは一言も書いてない。だからおそらくこれらは独立事象で、義務の履行にかかわらず、権利はいつだって保障してやるといっているのだろう。なかなか太っ腹だと思う。・・・まあ逆に言えば権利を一つも行使しなくても義務は守らないといけない、ということでもあるわけだけど。 -もし僕があなたの基本的人権のどれかを侵害したとしよう。その場合、あなたは僕に対して、権利の不当な侵害だと起こるだろうけど、厳密な意味ではこの申し立てはおかしい。権利を保証しているのは政府であって僕じゃない。だから保障されているはずの権利が侵害されたなんておかしいじゃないかという相手は、たぶん政府だ。常識を無視して論理的に考えれば、損害賠償を要求する事だって出来るだろう、僕にではなく、国に対して。だから僕の賠償能力を超える要求だって、正当であれば本来は認められるべきだ。 -そもそも僕があなたの基本的人権を尊重しなければいけないという法律はどこにあるんだろう。他者の人権を侵してはいけないって書いてあるのかな。いわれてみるとそういうのがあったかもしれない気がしてきた。しかしなんにせよ、この要求というか契約は政府との間でなされたもので、あなたとの間でなされたものではない。だからあなたが僕の非難するときは「お前は私の人権を損害している」とはいえても、あなたは僕に対して直接怒るべきではない。政府に対して、どうしてこんなことを許したんだ、約束が違うじゃないか、と怒るべきだ。そして政府から僕に対して法律違反を指摘するべきだ。 *** (2) -日本政府の法律の中には、状況にとっては到底持続可能とは思えない法律もある。国民は誰でも健康で文化的な生活をする権利を有しているそうだが、ではもしいっせいに全国民が貧しくなって、ろくな納税が出来なくなったとしよう。そしてみんな少々不健康になったとしよう。そんなとき、この権利を守るための生活保護の費用はどこから出すのか。借金するのか。しかしどう見ても返せる当てはないし、そもそも国債を買える国民がいるのか。・・・つまり政府は見栄を張って、できないかもしれないことを偉そうに保証するなどといっているのだ。こういうのはうまくいっている間だけしか機能しない。悪循環にはまりだすと、どんどん苦しくなり、最後にはできなくなる。 -これがもし僕が[[boyaki_a/00107]]に書いたような再分配を保証する、という文言であったなら、これは常に実行可能だから、政府はどんな状況でもこの約束を守れる。もちろん誰もが課税最低限を下回るような収入しかなければ、再分配用の税収はゼロになり、再分配額もゼロになるだろうが、とにかく政府は保証したことを履行できていることに違いはない。 -つまり僕が言いたいのは、政府が今保証しているなどという権利は、所詮は政府の気まぐれや能力で保証できなくなったりするものなのだということだ。ちょっと気前のいい人との口約束みたいなものだ(文章にしてあるからそれ以上ではあるけど、法律を一方的に改正されることはありえる。これが個人と個人との契約や個人と法人との契約などであれば、違約金を払うなどしなければあなたの同意なくして契約内容は変更できない)。政府が破綻するまでどこまでも必ず守りますとすらいってない。僕たちが間接的に選んだ国会議員が、これはだめだなと言って改正案を出し、そして他の国民もそれに賛成してしまえばそれで終わりだ。 -こんなもののどこが絶対的だろう。それを当然のことのように言う人は、僕からすればやはりマヌケにしか思えない。僕は違う。政府に対して「僕に対して、そんなことまで保証してくれちゃって大丈夫なの?でもありがとう」みたいな感じだ。また一方では、他人に対してもこんな過剰な保証をしてしまって、本当に大丈夫なんだろうか、そのツケがまわされているのだとしたら嫌だなあ、とも思う。とりあえず借金を減らしたいと思っているのにもかかわらず、減らせないみたいだし、もしそういうことなんであれば、こういう見栄を張るのはやめたほうがいいじゃないかと思う。それで僕に対する保証も薄くなるだろうけど、持続不能なものは持続不能なんだから、それに今までが過剰だっただけで、本来のあるべき姿というわけじゃないんだから、仕方ないと思う。っていうか、できもしないくせに偉そうに見栄を張り続けたいなら勝手にすればいいけど、その場合、僕はツケを払いたくはないよ、といいたいのだ。 *** (3) -そして本来保障できないような権利に対して、それが当然だという顔をして享受している人を見ると、やはり腹立たしく思う。たとえば自分は生活保護はもらえて当然だとか、払った以上に年金がもらえているけど、これも当然だとか、身体に障害があるから各種の優遇措置を受けられるのは当然だとか。 -またさらに冗長して、老人だから周囲の人に親切にされるのは当然だとか、努力しているんだから能力がないせいで成果が伴わないけど申し訳なく思う必要はないんだとか、そういうのも僕は全部おかしいと思っている。本人がそういうのではく、他者が思いやっていうのならいいんだ。しかしいつのまにか思い上がっている人がいる。たとえば、仕事をして給料が増えたら生活保護が減額されるから、能力的体力的には問題ないけどこれ以上パート時間は増やしたくない、だって生活保護をもらえるのは私の正当な権利なんだから、これをとやかく言われる筋合いなんてないわよ、なんていう人に僕は心当たりがあるが、これでいいと本当に思うだろうか。もちろんこんなことが起きないように法律は改正するべきだが、しかしそれまでの間だって、「少しでももらえるなんて本当にありがたいことだわ、できるだけお世話にならないようにがんばりたい」ってどうして思えないんだろう。なにが「当然の権利」だ。 -年金も同じだ。わしらの世代は払った額よりたくさんもらえているけど、そういう政府にしたのはわしらだからな、まあ長生きしたごほうびみたいなものじゃよ、もらった金はもちろん好きなように使うさ、あははは、なんてどう思うだろう。年金額の度重なる増額で今の若い世代やこれからの世代は、一体どれほど苦しい思いをするだろう。・・・長生きしたごほうびって何だよ。長生きしたいから勝手に長生きしているんだろう。なんで政府がそんなことに対してごほうびを出さなきゃいけないのか。政府にとってどんなメリットがあるというのか。もっと申し訳なさそうに出来ないのか。もらいすぎを自覚してお金が余っているなら返すべきだし、それができなくても、せめてバスや電車で若者に頭を下げて席を譲るくらいはできるはずだ。自分たちの年金を支えてくれる人への敬意すらない人たちをどうして支えなきゃいけないんだ。 *** (4) -どうしてこういう誤解が生じるんだ。その一因は、政府が当然ではない権利を当然であるかのように言ってしまったためだ。もちろんこんなバカ政府でも、国民がしっかりしていれば、憲法ではあんなこといっているけど、本当はそうじゃないよね、って苦笑するだけで済むかもしれない。でも国民も同じくらいバカなのでそうはなってない。それになんだかしらないけど、社会科の教育では憲法は最高の完成度ですばらしい法律だという空気ばかり漂う(まあそういう建前にしないとみんなで憲法を勉強しましょう、覚えましょう、という話にはならないからかもしれないけど)。そのせいか、本来は何が正しいのかを考えて、それからそれが憲法でどのように書かれているかを確認するべきなのに、まず憲法を読んで、これが正しいとかいう感じで教える。こんなのは洗脳教育の典型的な方法だ。こんな国民ばかりじゃ問題点があっても改正できるわけがない。 -こんな憲法とこんな教育なので、最高の刑罰がある「殺人」でさえ、なぜしてはいけないのかよく分からない人が大半だ。正しいか間違っているかはともかく、自分なりの答えすら持ってない人が多い。→[[boyaki_a/00060]] -もうダメだという気がしてならない。どこから手をつけていいかすら分からない。その上、こんなバカ政府を苦労して救ってやる必要があるんだろうか、こんなバカ国民のために苦労する必要があるんだろうかとも思う。それよりも僕はどこかまともな国へ移住するか建国して、そこでこのバカ政府がどうなるか高みの見物をするべきなんじゃないかという気までする。ついでに国債の空売りもしようか。→[[boyaki_a/00086]]の(7)。だって、僕がおせっかいをやいてこの政府を立て直してやってもその価値が分からないだろうし、かえって余計なことをするなと怒るんじゃないだろうか。サルにリンゴ一個と引き換えに勝手にパソコンを与えても、こんなものはいらん、さっきのリンゴを返せ、というのと同じように。それだったらそれでいいじゃないか。自滅するのも自由だ。自分の分に合わないものを与えられても不幸だろう。 -そもそも僕にこの政府を立て直したり、国民を啓蒙するだけの能力があるとは思えないから、この結論でちょうどいいかもしれない。適当にこんなところで書き散らかしておいて、わずかな賛同者(が、もしいたら)と一緒にどこに移住しましょうか、どこに建国しましょうか、なんて話しているほうがいいと思う。 * こめんと欄 #comment
タイムスタンプを変更しない
* 基本的人権なるもの -(by [[K]], 2008.09.10) *** (0) -憲法には基本的人権なるものがある。これらは絶対に正しくて絶対に守られるものだと信じている人がいる。でも僕はそうは思っていない。 *** (1) -たとえば言論の自由というのがある。要するに何を言っても言いということだ。しかしこれは飽くまでも「現行の国家(日本政府)」との約束でしかない。他の国の人に対して、たとえば現地の神様を激しく糾弾するような発言をしたとしよう。そうすればきっとものすごく怒るし、怒りのあまりあなたを排除するべく、暴力的な行動にまで及ぶかもしれない。このとき、彼らを責めるのはお門違いもはなはだしい。彼らは一度だってあなたの言論の自由を保障するなんていってない。だから、彼らは全く何の罪もない。何の確認もしないで好き勝手にやったあなたがマヌケなだけである。 -日本政府は憲法の中でいろいろな権利を保障するといっている。憲法の中で、納税などの義務について言及しているが、それらを全うしなければ権利を保障しないとは一言も書いてない。だからおそらくこれらは独立事象で、義務の履行にかかわらず、権利はいつだって保障してやるといっているのだろう。なかなか太っ腹だと思う。・・・まあ逆に言えば権利を一つも行使しなくても義務は守らないといけない、ということでもあるわけだけど。 -もし僕があなたの基本的人権のどれかを侵害したとしよう。その場合、あなたは僕に対して、権利の不当な侵害だと起こるだろうけど、厳密な意味ではこの申し立てはおかしい。権利を保証しているのは政府であって僕じゃない。だから保障されているはずの権利が侵害されたなんておかしいじゃないかという相手は、たぶん政府だ。常識を無視して論理的に考えれば、損害賠償を要求する事だって出来るだろう、僕にではなく、国に対して。だから僕の賠償能力を超える要求だって、正当であれば本来は認められるべきだ。 -そもそも僕があなたの基本的人権を尊重しなければいけないという法律はどこにあるんだろう。他者の人権を侵してはいけないって書いてあるのかな。いわれてみるとそういうのがあったかもしれない気がしてきた。しかしなんにせよ、この要求というか契約は政府との間でなされたもので、あなたとの間でなされたものではない。だからあなたが僕の非難するときは「お前は私の人権を損害している」とはいえても、あなたは僕に対して直接怒るべきではない。政府に対して、どうしてこんなことを許したんだ、約束が違うじゃないか、と怒るべきだ。そして政府から僕に対して法律違反を指摘するべきだ。 *** (2) -日本政府の法律の中には、状況にとっては到底持続可能とは思えない法律もある。国民は誰でも健康で文化的な生活をする権利を有しているそうだが、ではもしいっせいに全国民が貧しくなって、ろくな納税が出来なくなったとしよう。そしてみんな少々不健康になったとしよう。そんなとき、この権利を守るための生活保護の費用はどこから出すのか。借金するのか。しかしどう見ても返せる当てはないし、そもそも国債を買える国民がいるのか。・・・つまり政府は見栄を張って、できないかもしれないことを偉そうに保証するなどといっているのだ。こういうのはうまくいっている間だけしか機能しない。悪循環にはまりだすと、どんどん苦しくなり、最後にはできなくなる。 -これがもし僕が[[boyaki_a/00107]]に書いたような再分配を保証する、という文言であったなら、これは常に実行可能だから、政府はどんな状況でもこの約束を守れる。もちろん誰もが課税最低限を下回るような収入しかなければ、再分配用の税収はゼロになり、再分配額もゼロになるだろうが、とにかく政府は保証したことを履行できていることに違いはない。 -つまり僕が言いたいのは、政府が今保証しているなどという権利は、所詮は政府の気まぐれや能力で保証できなくなったりするものなのだということだ。ちょっと気前のいい人との口約束みたいなものだ(文章にしてあるからそれ以上ではあるけど、法律を一方的に改正されることはありえる。これが個人と個人との契約や個人と法人との契約などであれば、違約金を払うなどしなければあなたの同意なくして契約内容は変更できない)。政府が破綻するまでどこまでも必ず守りますとすらいってない。僕たちが間接的に選んだ国会議員が、これはだめだなと言って改正案を出し、そして他の国民もそれに賛成してしまえばそれで終わりだ。 -こんなもののどこが絶対的だろう。それを当然のことのように言う人は、僕からすればやはりマヌケにしか思えない。僕は違う。政府に対して「僕に対して、そんなことまで保証してくれちゃって大丈夫なの?でもありがとう」みたいな感じだ。また一方では、他人に対してもこんな過剰な保証をしてしまって、本当に大丈夫なんだろうか、そのツケがまわされているのだとしたら嫌だなあ、とも思う。とりあえず借金を減らしたいと思っているのにもかかわらず、減らせないみたいだし、もしそういうことなんであれば、こういう見栄を張るのはやめたほうがいいじゃないかと思う。それで僕に対する保証も薄くなるだろうけど、持続不能なものは持続不能なんだから、それに今までが過剰だっただけで、本来のあるべき姿というわけじゃないんだから、仕方ないと思う。っていうか、できもしないくせに偉そうに見栄を張り続けたいなら勝手にすればいいけど、その場合、僕はツケを払いたくはないよ、といいたいのだ。 *** (3) -そして本来保障できないような権利に対して、それが当然だという顔をして享受している人を見ると、やはり腹立たしく思う。たとえば自分は生活保護はもらえて当然だとか、払った以上に年金がもらえているけど、これも当然だとか、身体に障害があるから各種の優遇措置を受けられるのは当然だとか。 -またさらに冗長して、老人だから周囲の人に親切にされるのは当然だとか、努力しているんだから能力がないせいで成果が伴わないけど申し訳なく思う必要はないんだとか、そういうのも僕は全部おかしいと思っている。本人がそういうのではく、他者が思いやっていうのならいいんだ。しかしいつのまにか思い上がっている人がいる。たとえば、仕事をして給料が増えたら生活保護が減額されるから、能力的体力的には問題ないけどこれ以上パート時間は増やしたくない、だって生活保護をもらえるのは私の正当な権利なんだから、これをとやかく言われる筋合いなんてないわよ、なんていう人に僕は心当たりがあるが、これでいいと本当に思うだろうか。もちろんこんなことが起きないように法律は改正するべきだが、しかしそれまでの間だって、「少しでももらえるなんて本当にありがたいことだわ、できるだけお世話にならないようにがんばりたい」ってどうして思えないんだろう。なにが「当然の権利」だ。 -年金も同じだ。わしらの世代は払った額よりたくさんもらえているけど、そういう政府にしたのはわしらだからな、まあ長生きしたごほうびみたいなものじゃよ、もらった金はもちろん好きなように使うさ、あははは、なんてどう思うだろう。年金額の度重なる増額で今の若い世代やこれからの世代は、一体どれほど苦しい思いをするだろう。・・・長生きしたごほうびって何だよ。長生きしたいから勝手に長生きしているんだろう。なんで政府がそんなことに対してごほうびを出さなきゃいけないのか。政府にとってどんなメリットがあるというのか。もっと申し訳なさそうに出来ないのか。もらいすぎを自覚してお金が余っているなら返すべきだし、それができなくても、せめてバスや電車で若者に頭を下げて席を譲るくらいはできるはずだ。自分たちの年金を支えてくれる人への敬意すらない人たちをどうして支えなきゃいけないんだ。 *** (4) -どうしてこういう誤解が生じるんだ。その一因は、政府が当然ではない権利を当然であるかのように言ってしまったためだ。もちろんこんなバカ政府でも、国民がしっかりしていれば、憲法ではあんなこといっているけど、本当はそうじゃないよね、って苦笑するだけで済むかもしれない。でも国民も同じくらいバカなのでそうはなってない。それになんだかしらないけど、社会科の教育では憲法は最高の完成度ですばらしい法律だという空気ばかり漂う(まあそういう建前にしないとみんなで憲法を勉強しましょう、覚えましょう、という話にはならないからかもしれないけど)。そのせいか、本来は何が正しいのかを考えて、それからそれが憲法でどのように書かれているかを確認するべきなのに、まず憲法を読んで、これが正しいとかいう感じで教える。こんなのは洗脳教育の典型的な方法だ。こんな国民ばかりじゃ問題点があっても改正できるわけがない。 -こんな憲法とこんな教育なので、最高の刑罰がある「殺人」でさえ、なぜしてはいけないのかよく分からない人が大半だ。正しいか間違っているかはともかく、自分なりの答えすら持ってない人が多い。→[[boyaki_a/00060]] -もうダメだという気がしてならない。どこから手をつけていいかすら分からない。その上、こんなバカ政府を苦労して救ってやる必要があるんだろうか、こんなバカ国民のために苦労する必要があるんだろうかとも思う。それよりも僕はどこかまともな国へ移住するか建国して、そこでこのバカ政府がどうなるか高みの見物をするべきなんじゃないかという気までする。ついでに国債の空売りもしようか。→[[boyaki_a/00086]]の(7)。だって、僕がおせっかいをやいてこの政府を立て直してやってもその価値が分からないだろうし、かえって余計なことをするなと怒るんじゃないだろうか。サルにリンゴ一個と引き換えに勝手にパソコンを与えても、こんなものはいらん、さっきのリンゴを返せ、というのと同じように。それだったらそれでいいじゃないか。自滅するのも自由だ。自分の分に合わないものを与えられても不幸だろう。 -そもそも僕にこの政府を立て直したり、国民を啓蒙するだけの能力があるとは思えないから、この結論でちょうどいいかもしれない。適当にこんなところで書き散らかしておいて、わずかな賛同者(が、もしいたら)と一緒にどこに移住しましょうか、どこに建国しましょうか、なんて話しているほうがいいと思う。 * こめんと欄 #comment
テキスト整形のルールを表示する