boyaki_a/00125
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* 株価の不思議 -(by [[K]], 2008.10.26) *** (0) -株って本当に儲かるのかな、という話。ここでは配当のことを無視しているので、株式を20年くらいずっと保持して配当で元を取り、その後さらに20年保有して、結果的に買ったときの値段に対して100%の利益を得た、なんていうのは、確かに儲かっていると僕でも分かる。 -ちなみにこの話こそ[[boyaki_a/00122]]で書こうと思っていた内容だったりする。 *** (1) -話を超簡単にするために、ここでは2人しか株取引しないとする。Aさんは株をもらったので持っている。Bさんはこの株が今後値上がりすると思っており、株を欲しいと思っているが持っていない。現在株価は10万円で、売買単位は単純のために1株ということにする。二人の最初の所持金は20万円ずつにしよう。 -Aさんは急にお金が必要になったので株を売ることにした。Bさんはそれを買う。これでAさんは10万円を得た(所持金30万円)。Bさんは株を買うのに10万円使ったので10万円を失った(所持金10万円)。売買にかかる手数料はとりあえず考えないことにする。 -その後Aさんは急をしのぎ、またお金が貯まってきたので、前に売った株を買い戻そうと思う。でもなかなか売りに出ない。買いたいなーと思っていると、株価が上がってきた(ここでは2人しかいないので流動性不足で分かりにくいが、基本的に買いたいなと思う人が増えてくると株価は上がってくる)。11万円になった。でもBさんはまだ売らない。12万円になった。Bさんはまだ売らない。13万円になった。Bさんはこのくらいが限界だろうと思い、この株を売った。Aさんは無事に買うことができた。でも13万円を支払った。これで、Bさんは差し引き3万円が利益だ(所持金23万円)。Aさんは差し引き3万円の損(所持金17万円)。 -もちろんAさんは株券を持っているし、この株券はとりあえず13万円という値段が付いてはいるから、そういう意味ではAさんは17万円+13万円で、合計30万円のままだということもできる。でも現金だけに注目すれば最初は20万円だったのだから、-3万円であるというのもまた事実。 -Bさんは売った後になって、この会社の実力は13万円ではなくもっとずっと上だと気がついた。ということで相場に向かって買いたいなーと思う。でもAさんはなかなか売らない。自分が手放している間に3万円も値上がりしていたのを覚えているのだ。・・・と、16万円になった。Aさんはこれが限界かな、きっとこれから値下がりするだろう、だから値下がりしたら買い戻そうと思い、とりあえず16万円で株を売却。そしてBさんが買う。これでAさんは16万円を得るので、所持金33万円。それに対してBさんは、所持金7万円。 -この先ずっと話を進めてもいいんだけど、そろそろ分かってきたんじゃないかと思う。つまりAさんやBさんの持っているお金はいろいろ変わるけど、結局二人の現金を合計するといつも40万円。そして株券という紙切れが二人の間を行き来する。でも株券も現金並みの価値を持っていると思って計算すると、最初はAさんが30万円でBさんが20万円なのに、最後はAさんが33万円でBさんが23万円。つまり二人の合計は50万円から56万円に増えている。 *** (2) -はたしてどっちが本当だろうか。つまり二人は株の売り買いで3万円ずつ儲かったのか、それとも株券という幻想を利用して、Bさんの持っていた13万円がめぐりめぐってAさんのお財布に入っただけなのか。・・・僕はどうしても二人が3万円ずつ儲かったようには思えない。なんか無駄に値上がりする株券をババ抜きのように押し付けあって、最後につかんだ人が負け、といっているような気がする。そしてババを押し付けられた人が誰にも売りつけることが出来ないまま暴落を迎えることが「バブル崩壊」なんじゃないかと。 -でも世間では3万円ずつ儲かったと考えるのが主流みたいだ。少なくともバブル崩壊前は。・・・ちなみに僕の提案した考えだと、バブルが崩壊してもそれで新たに損した人は誰もいない。相変わらず、みんなの現金の合計は不変である。 -そしてこのババを買うことが「投資」だという。老後の蓄えなんだという。インフレ対策なんだという。うーん、まあそれも分からないではないんだけど、でもこれってババを少しでも高値で売りつけたいと思った株保有者が、一般人に買わせるために考えた巧妙なセールストークなんじゃないだろうか。考えすぎなのかなあ(多分考えすぎなんだけど、でもそういう風に疑ってみる姿勢も大事だと思う。以下の考察もすべてその精神で書いている)。 *** (3) -そもそも株価が上がっていくだけで株の保有者が利益を得ているって考えるのはどうなんだろうか。売って初めて利益なんじゃないかと思う。税金も、売って利益が確定したときにかかるらしいし。まあ逆に言えば、株価が下がる過程が損というわけじゃないことになるのかな。なんというか、むしろ株を買った時点で大損しているというか。株価が0円になっても紙切れは紙切れなんだし、配当を得る権利(配当が出るかどうかはともかくとして)も議決権もあるわけだし。 -そういう観点で言えば、結局株なんてものをもし買う場合、値上がりしそうだからとかいって買えるのは(買っていいのは)、値下がり前に売り払えると確信している天才だけだと思う。それ以外の人は議決権と配当と株主優待をもらう権利に対して、いくらまでなら払ってもいいかを考えて、それより株価が高ければ買うのを控えたほうがいいんじゃないかと思う。たとえば今は確かに歴史的に安いわけだけど、だからといって明日から値上がりするという保証はない。どんな安値で買うにしても、ハイリスク・ハイリターンな投資だと思ってやるのなら(=買ったお金がほとんど戻ってこないかもしれないと覚悟できているのなら)、それはいいかもしれない。 *** (4) -株を買うと基本的に議決権も配当も株主優待も、株を売るまで永久についてくるわけだけど、たいていの場合、それらが永久に欲しいかというとそうじゃない気がする。たとえばとりあえず5年間は欲しいけど、それ以降はいらないとか。その代わり株価の変動はあまり受け入れたくない、とか。 -これはなんか贅沢なことを言っているように聞こえるかもしれないけど、でも株価が上がっても儲からなくて構わないということでもあるので、そんなに無理難題ではない気もする。・・・株式の先物があればいいのかな。5年後に○○円で売る権利を用意しておけばよさそうだ。 -でも株式の先物ってやっぱり5年間の配当や株主優待を金額に換算して、その分だけ先物の値段も下がっているのかなあ。もしそうだとすると、配当や優待の分が全部相殺しちゃうから、先物で売る意味がないなあ。・・・いやまてよ、でもその考えで行くと、30年先とかの先物は値段が0円とかマイナスになりはしないかな?ってことは、買えばオトクじゃないの?つまり、30年後に1000株買うという先物予約は1株当たり0円で出来ます、とか。それって、先物を買って30年待てば、タダで株が買えることになるじゃん。マイナスだったらもっとすごいよ、株はもらえるしお金までもらえちゃう。まあ30年後だけどね。 -ってまあ、そんなことはありえないので(そうだとしたらみんな先物を喜んで買うので値上がりして、結局そうじゃなくなるということ)、ということは、先物の値段は配当や優待を完全には打ち消さないと思うな。・・・うん、これいいじゃん。現物を買って、先物を売る。これで配当や優待の分だけ儲かるし、バブル崩壊とか関係ない。先物じゃなくて、オプションだったらもっといい。というのは、株価が上がればその分は儲かるし、株価が下がっても先物と同じように損はないから。 -こういうことって出来るのかな。つまり普通の個別株の先物とかオプションってあるのかな。あったらほぼリスク無く安全に配当や優待や議決権だけを得られそう。 ---- -ダメだ。個別株の先物はないっぽい。でも日経平均ETFでも配当がでるから、これを現物代わりにすればいいのかな。で先物で売る、と。今度暇があったらためしに計算してみるか・・・でもどうせ国債利回りには勝てないんだろうなあ。 *** (5) 2008.11.11追記 -やっぱりなんかおかしい気がする。なぜ株価は下がると問題視されて、ガソリンは上がると問題視されるのか。というか野菜だって魚だって電気製品だってタクシー代だって、基本的に値下がりするのはいいニュースだ。そりゃあ生産者やタクシー運転手にはつらいことだけど、それでも普通ニュースでは歓迎気味に報道される。西部ライオンズが優勝して優勝記念セールでの安売りだって歓迎される(ライバル各店にとっては客を奪われていい迷惑なのに)。それなのにどうして株価は下がってはいけないんだ?安売りバーゲンなんでしょ?どうして歓迎しないの? -「今なら配当をもらう権利がこんなに安く買えますよ!え、本当?!いやあ、いい世の中になりましたね」にどうしてならないんだろう。他のものなら喜ぶくせに。 -これはやっぱり、株価が下がることのものもじゃなくて、それが示す不景気の足音が嫌だということなんだろうか。うーんなるほど、確かにそれはそうかもしれない。まあねえ、そもそも株価が下がるのだって配当が下がりそうだから下がるんだよね・・・。 -でも聞くところによると、今の株価水準はPBRが1倍を割っている企業も少なくないらしいけど、つまりそれって半分以上の株を買い取って解散したいって株主総会で可決すれば、確実に儲かるって事じゃないのかな?まあPBRの算出に使っている数字は前回の決算時の資産の値らしいから、現在値は目減りしている可能性があるけど。・・・でも解散で確実に儲かるのなら、この不景気のご時世、そういうのを専門にやるヘッジファンドがあってもいいと思うんだけど・・・。 -ちなみにPBRが0.3倍になった銘柄もあったようです(今もあるかどうかは分からないけど)。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413293149?fr=rcmd_chie_detail * こめんと欄 #comment
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* 株価の不思議 -(by [[K]], 2008.10.26) *** (0) -株って本当に儲かるのかな、という話。ここでは配当のことを無視しているので、株式を20年くらいずっと保持して配当で元を取り、その後さらに20年保有して、結果的に買ったときの値段に対して100%の利益を得た、なんていうのは、確かに儲かっていると僕でも分かる。 -ちなみにこの話こそ[[boyaki_a/00122]]で書こうと思っていた内容だったりする。 *** (1) -話を超簡単にするために、ここでは2人しか株取引しないとする。Aさんは株をもらったので持っている。Bさんはこの株が今後値上がりすると思っており、株を欲しいと思っているが持っていない。現在株価は10万円で、売買単位は単純のために1株ということにする。二人の最初の所持金は20万円ずつにしよう。 -Aさんは急にお金が必要になったので株を売ることにした。Bさんはそれを買う。これでAさんは10万円を得た(所持金30万円)。Bさんは株を買うのに10万円使ったので10万円を失った(所持金10万円)。売買にかかる手数料はとりあえず考えないことにする。 -その後Aさんは急をしのぎ、またお金が貯まってきたので、前に売った株を買い戻そうと思う。でもなかなか売りに出ない。買いたいなーと思っていると、株価が上がってきた(ここでは2人しかいないので流動性不足で分かりにくいが、基本的に買いたいなと思う人が増えてくると株価は上がってくる)。11万円になった。でもBさんはまだ売らない。12万円になった。Bさんはまだ売らない。13万円になった。Bさんはこのくらいが限界だろうと思い、この株を売った。Aさんは無事に買うことができた。でも13万円を支払った。これで、Bさんは差し引き3万円が利益だ(所持金23万円)。Aさんは差し引き3万円の損(所持金17万円)。 -もちろんAさんは株券を持っているし、この株券はとりあえず13万円という値段が付いてはいるから、そういう意味ではAさんは17万円+13万円で、合計30万円のままだということもできる。でも現金だけに注目すれば最初は20万円だったのだから、-3万円であるというのもまた事実。 -Bさんは売った後になって、この会社の実力は13万円ではなくもっとずっと上だと気がついた。ということで相場に向かって買いたいなーと思う。でもAさんはなかなか売らない。自分が手放している間に3万円も値上がりしていたのを覚えているのだ。・・・と、16万円になった。Aさんはこれが限界かな、きっとこれから値下がりするだろう、だから値下がりしたら買い戻そうと思い、とりあえず16万円で株を売却。そしてBさんが買う。これでAさんは16万円を得るので、所持金33万円。それに対してBさんは、所持金7万円。 -この先ずっと話を進めてもいいんだけど、そろそろ分かってきたんじゃないかと思う。つまりAさんやBさんの持っているお金はいろいろ変わるけど、結局二人の現金を合計するといつも40万円。そして株券という紙切れが二人の間を行き来する。でも株券も現金並みの価値を持っていると思って計算すると、最初はAさんが30万円でBさんが20万円なのに、最後はAさんが33万円でBさんが23万円。つまり二人の合計は50万円から56万円に増えている。 *** (2) -はたしてどっちが本当だろうか。つまり二人は株の売り買いで3万円ずつ儲かったのか、それとも株券という幻想を利用して、Bさんの持っていた13万円がめぐりめぐってAさんのお財布に入っただけなのか。・・・僕はどうしても二人が3万円ずつ儲かったようには思えない。なんか無駄に値上がりする株券をババ抜きのように押し付けあって、最後につかんだ人が負け、といっているような気がする。そしてババを押し付けられた人が誰にも売りつけることが出来ないまま暴落を迎えることが「バブル崩壊」なんじゃないかと。 -でも世間では3万円ずつ儲かったと考えるのが主流みたいだ。少なくともバブル崩壊前は。・・・ちなみに僕の提案した考えだと、バブルが崩壊してもそれで新たに損した人は誰もいない。相変わらず、みんなの現金の合計は不変である。 -そしてこのババを買うことが「投資」だという。老後の蓄えなんだという。インフレ対策なんだという。うーん、まあそれも分からないではないんだけど、でもこれってババを少しでも高値で売りつけたいと思った株保有者が、一般人に買わせるために考えた巧妙なセールストークなんじゃないだろうか。考えすぎなのかなあ(多分考えすぎなんだけど、でもそういう風に疑ってみる姿勢も大事だと思う。以下の考察もすべてその精神で書いている)。 *** (3) -そもそも株価が上がっていくだけで株の保有者が利益を得ているって考えるのはどうなんだろうか。売って初めて利益なんじゃないかと思う。税金も、売って利益が確定したときにかかるらしいし。まあ逆に言えば、株価が下がる過程が損というわけじゃないことになるのかな。なんというか、むしろ株を買った時点で大損しているというか。株価が0円になっても紙切れは紙切れなんだし、配当を得る権利(配当が出るかどうかはともかくとして)も議決権もあるわけだし。 -そういう観点で言えば、結局株なんてものをもし買う場合、値上がりしそうだからとかいって買えるのは(買っていいのは)、値下がり前に売り払えると確信している天才だけだと思う。それ以外の人は議決権と配当と株主優待をもらう権利に対して、いくらまでなら払ってもいいかを考えて、それより株価が高ければ買うのを控えたほうがいいんじゃないかと思う。たとえば今は確かに歴史的に安いわけだけど、だからといって明日から値上がりするという保証はない。どんな安値で買うにしても、ハイリスク・ハイリターンな投資だと思ってやるのなら(=買ったお金がほとんど戻ってこないかもしれないと覚悟できているのなら)、それはいいかもしれない。 *** (4) -株を買うと基本的に議決権も配当も株主優待も、株を売るまで永久についてくるわけだけど、たいていの場合、それらが永久に欲しいかというとそうじゃない気がする。たとえばとりあえず5年間は欲しいけど、それ以降はいらないとか。その代わり株価の変動はあまり受け入れたくない、とか。 -これはなんか贅沢なことを言っているように聞こえるかもしれないけど、でも株価が上がっても儲からなくて構わないということでもあるので、そんなに無理難題ではない気もする。・・・株式の先物があればいいのかな。5年後に○○円で売る権利を用意しておけばよさそうだ。 -でも株式の先物ってやっぱり5年間の配当や株主優待を金額に換算して、その分だけ先物の値段も下がっているのかなあ。もしそうだとすると、配当や優待の分が全部相殺しちゃうから、先物で売る意味がないなあ。・・・いやまてよ、でもその考えで行くと、30年先とかの先物は値段が0円とかマイナスになりはしないかな?ってことは、買えばオトクじゃないの?つまり、30年後に1000株買うという先物予約は1株当たり0円で出来ます、とか。それって、先物を買って30年待てば、タダで株が買えることになるじゃん。マイナスだったらもっとすごいよ、株はもらえるしお金までもらえちゃう。まあ30年後だけどね。 -ってまあ、そんなことはありえないので(そうだとしたらみんな先物を喜んで買うので値上がりして、結局そうじゃなくなるということ)、ということは、先物の値段は配当や優待を完全には打ち消さないと思うな。・・・うん、これいいじゃん。現物を買って、先物を売る。これで配当や優待の分だけ儲かるし、バブル崩壊とか関係ない。先物じゃなくて、オプションだったらもっといい。というのは、株価が上がればその分は儲かるし、株価が下がっても先物と同じように損はないから。 -こういうことって出来るのかな。つまり普通の個別株の先物とかオプションってあるのかな。あったらほぼリスク無く安全に配当や優待や議決権だけを得られそう。 ---- -ダメだ。個別株の先物はないっぽい。でも日経平均ETFでも配当がでるから、これを現物代わりにすればいいのかな。で先物で売る、と。今度暇があったらためしに計算してみるか・・・でもどうせ国債利回りには勝てないんだろうなあ。 *** (5) 2008.11.11追記 -やっぱりなんかおかしい気がする。なぜ株価は下がると問題視されて、ガソリンは上がると問題視されるのか。というか野菜だって魚だって電気製品だってタクシー代だって、基本的に値下がりするのはいいニュースだ。そりゃあ生産者やタクシー運転手にはつらいことだけど、それでも普通ニュースでは歓迎気味に報道される。西部ライオンズが優勝して優勝記念セールでの安売りだって歓迎される(ライバル各店にとっては客を奪われていい迷惑なのに)。それなのにどうして株価は下がってはいけないんだ?安売りバーゲンなんでしょ?どうして歓迎しないの? -「今なら配当をもらう権利がこんなに安く買えますよ!え、本当?!いやあ、いい世の中になりましたね」にどうしてならないんだろう。他のものなら喜ぶくせに。 -これはやっぱり、株価が下がることのものもじゃなくて、それが示す不景気の足音が嫌だということなんだろうか。うーんなるほど、確かにそれはそうかもしれない。まあねえ、そもそも株価が下がるのだって配当が下がりそうだから下がるんだよね・・・。 -でも聞くところによると、今の株価水準はPBRが1倍を割っている企業も少なくないらしいけど、つまりそれって半分以上の株を買い取って解散したいって株主総会で可決すれば、確実に儲かるって事じゃないのかな?まあPBRの算出に使っている数字は前回の決算時の資産の値らしいから、現在値は目減りしている可能性があるけど。・・・でも解散で確実に儲かるのなら、この不景気のご時世、そういうのを専門にやるヘッジファンドがあってもいいと思うんだけど・・・。 -ちなみにPBRが0.3倍になった銘柄もあったようです(今もあるかどうかは分からないけど)。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413293149?fr=rcmd_chie_detail * こめんと欄 #comment
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