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* 今の民主主義は悪くないが、しかし最良ではないかもしれない -(by [[K]], 2009.05.27) *** (1) -その昔、国には王様がひとりいて、その王様は好き勝手に国の政治ができた。もちろん王様によっては、家臣というか家来がいて、家来に助言を求めたり、瑣末なことは委任したりもしていただろう。それでも、最高責任者は王様だったし、決定権があるのも王様だった。 -しかし王様は国民の希望をあまり反映しないか、もしくは反映する王様があまり多くなかったために、結局この仕組みは壊された。それに代わって今主流なのは、国民が選挙によって政治家を選んで、その政治家たちが国の政治をするという方法である。 *** (2) -僕はこの選挙による政治は、確かにそれまでのひどい王様による統治よりはいいと思うが、しかし最善ではないのではないかと思い始めた。 -僕の考える最善の案は、日本の戦国時代くらいに国を分割し、それぞれの王様(まあ大名というべきなのかもしれないけど)が、自分の信じる政治を好きなように行うことだ。国民は自分の望む政治を行う国へ引っ越す(移住する)。また10年以上続いた国家で、国民の数が下位5位になっているような国は、強制的に取り潰し、そこを空白地とする。空白地は新しい国家のために使う。また国民数が上位5位に入る国は、希望する場所への領地替えもみとめる。 -この考えのモデルになっているのは、民間の会社である。民間企業は、株主の多数決はとっても、社員の多数決なんか取ってない。しかも株主の多数決にしたところで、これは平等な多数決などではなく、株式を多く持っている人はたくさん票を入れられるという不平等なものだ(不平等ではあるが、公正ではある)。こんな仕組みでありながら、しかし民間企業は少ないコストで優秀な製品やサービスを提供し続けている。そんなことができるのは、ひとえに「競争」のおかげだ。独占を許さず、複数の会社が競い合って、消費者が自由に選ぶからこそ進歩がある。欠陥商品を出して信用を失えば、会社が傾きかねないので、品質も高い。 -それに対して国はどうだろう。政党はいろいろあるけれど、政権をとれたときにしかその実力を示せないので、「ウチの党ならもっとうまくやれたはずです」とかいっても、まったく同じ状況が二度おきるわけではないので、いまいちよくわからない。また選挙の時期も国民が自由に選べるわけじゃない。それに、自分がどんなに現在の政権をよくないと思っても、そしてその考えが本当に正しくても、そう思う人が50%未満であれば何も変わらないのだ。多数決というのはそういうものだ。 -民間企業の製品ならこんなことはまったくない。ソニーの製品を使っていて不満を感じたら、東芝やパナソニックの製品を見ればいい。そしてどれも同じような問題を抱えていたら、それはおそらく現在の科学技術に共通の問題なので、あきらめればいい。もし東芝の製品でその問題が解決されているのなら、今すぐ東芝の製品を買えばいい。選挙などというものを待つ必要はまったくない。そしてたとえ買った人があなただけであろうとも、その製品のメリットをその日から享受できる。過半数じゃないから死票となり生活は変わらなかった、なんてことはないのだ。 *** (3) -世界全体を見ても、今の国のありかたは非常に不適切だと思う。国籍などというものがあって、自由に移住できるわけじゃない。公用語も違うので、気軽に移住できない。これじゃあ国がいくつあっても、結局独占企業と何も違わない。競争がない。競争がないから北朝鮮のような問題ある国家が一向に減らない。日本もよくならない。僕はそう思う。 *** (4) -今の政治のやり方だと、何か国がおかしくなったときに、そんな政権を選んだ国民がバカだから自業自得だ、ということはできる。確かにそれはそうなのだけど、しかし国民は一人ではなく何百万人もいて(国によっては何億人もいて)、その全体がバカなのではない。半分以上はバカかもしれないけど、残り半分は頭がいいのにひどい目にあわされた被害者なのかもしれないのだ。 -今のシステムは一度バカが多数派になってしまうと、もう国が滅びるまでバカは減らない。バカはバカなので、頭がいい人が「これじゃだめだ」とかいってもよくわからない。目先の利益を口約束する人をとりあえず選んでしまう。というか頭がいい人のことを「どうせおれたちの気持ちなんて分かっちゃいない」とまでいう(まあ実際にわかっていない場合もあるので、彼らを一方的に非難することもできないけれど)。長期的な視点よりも短期的な視点が主流になる。・・・一方頭がいい人たちも、結局何を言っても死票にしかならないので諦める。無駄な努力を続けられるのはバカであって、頭がいい人はそんなことはしない。 -結局国が滅びないとバカには分からない。国が滅んで混乱期に入ると、弱者を守る仕組みなんて何もなくなるから、一気にバカは数を減らし、さらにバカもこれじゃいけなかったと少しは反省して、少しはいい国になる。しかしその国がまたバカにやさしい国であれば(今はバカであっても多数派にさえなければ言い分が通る、バカにやさしい世の中)、バカは徐々に増えて、歴史は繰り返される。 -そもそもどんなに頭のいい人だって、やがては年を取って、考え方が保守的になり、バカになるのだ。状況が変われば、また新しいシステムが必要になるほうが普通だ。しかし新しいシステムなどというものは、当然最初は少数派で、そして少数派は握りつぶされる運命にあるのだ。つまり国が何度生まれ変わろうとも、多数決で勝ったものに独占を許す限り、やがてはバカ国家にしかならない。 -そして人類も生物なので、使わない機能は退化していく傾向にある。どんなに頭がよくても、その能力を使わないでいれば(使っても効果がないのなら)、きっと退化して、結局バカになってしまう。 * こめんと欄 #comment
タイムスタンプを変更しない
* 今の民主主義は悪くないが、しかし最良ではないかもしれない -(by [[K]], 2009.05.27) *** (1) -その昔、国には王様がひとりいて、その王様は好き勝手に国の政治ができた。もちろん王様によっては、家臣というか家来がいて、家来に助言を求めたり、瑣末なことは委任したりもしていただろう。それでも、最高責任者は王様だったし、決定権があるのも王様だった。 -しかし王様は国民の希望をあまり反映しないか、もしくは反映する王様があまり多くなかったために、結局この仕組みは壊された。それに代わって今主流なのは、国民が選挙によって政治家を選んで、その政治家たちが国の政治をするという方法である。 *** (2) -僕はこの選挙による政治は、確かにそれまでのひどい王様による統治よりはいいと思うが、しかし最善ではないのではないかと思い始めた。 -僕の考える最善の案は、日本の戦国時代くらいに国を分割し、それぞれの王様(まあ大名というべきなのかもしれないけど)が、自分の信じる政治を好きなように行うことだ。国民は自分の望む政治を行う国へ引っ越す(移住する)。また10年以上続いた国家で、国民の数が下位5位になっているような国は、強制的に取り潰し、そこを空白地とする。空白地は新しい国家のために使う。また国民数が上位5位に入る国は、希望する場所への領地替えもみとめる。 -この考えのモデルになっているのは、民間の会社である。民間企業は、株主の多数決はとっても、社員の多数決なんか取ってない。しかも株主の多数決にしたところで、これは平等な多数決などではなく、株式を多く持っている人はたくさん票を入れられるという不平等なものだ(不平等ではあるが、公正ではある)。こんな仕組みでありながら、しかし民間企業は少ないコストで優秀な製品やサービスを提供し続けている。そんなことができるのは、ひとえに「競争」のおかげだ。独占を許さず、複数の会社が競い合って、消費者が自由に選ぶからこそ進歩がある。欠陥商品を出して信用を失えば、会社が傾きかねないので、品質も高い。 -それに対して国はどうだろう。政党はいろいろあるけれど、政権をとれたときにしかその実力を示せないので、「ウチの党ならもっとうまくやれたはずです」とかいっても、まったく同じ状況が二度おきるわけではないので、いまいちよくわからない。また選挙の時期も国民が自由に選べるわけじゃない。それに、自分がどんなに現在の政権をよくないと思っても、そしてその考えが本当に正しくても、そう思う人が50%未満であれば何も変わらないのだ。多数決というのはそういうものだ。 -民間企業の製品ならこんなことはまったくない。ソニーの製品を使っていて不満を感じたら、東芝やパナソニックの製品を見ればいい。そしてどれも同じような問題を抱えていたら、それはおそらく現在の科学技術に共通の問題なので、あきらめればいい。もし東芝の製品でその問題が解決されているのなら、今すぐ東芝の製品を買えばいい。選挙などというものを待つ必要はまったくない。そしてたとえ買った人があなただけであろうとも、その製品のメリットをその日から享受できる。過半数じゃないから死票となり生活は変わらなかった、なんてことはないのだ。 *** (3) -世界全体を見ても、今の国のありかたは非常に不適切だと思う。国籍などというものがあって、自由に移住できるわけじゃない。公用語も違うので、気軽に移住できない。これじゃあ国がいくつあっても、結局独占企業と何も違わない。競争がない。競争がないから北朝鮮のような問題ある国家が一向に減らない。日本もよくならない。僕はそう思う。 *** (4) -今の政治のやり方だと、何か国がおかしくなったときに、そんな政権を選んだ国民がバカだから自業自得だ、ということはできる。確かにそれはそうなのだけど、しかし国民は一人ではなく何百万人もいて(国によっては何億人もいて)、その全体がバカなのではない。半分以上はバカかもしれないけど、残り半分は頭がいいのにひどい目にあわされた被害者なのかもしれないのだ。 -今のシステムは一度バカが多数派になってしまうと、もう国が滅びるまでバカは減らない。バカはバカなので、頭がいい人が「これじゃだめだ」とかいってもよくわからない。目先の利益を口約束する人をとりあえず選んでしまう。というか頭がいい人のことを「どうせおれたちの気持ちなんて分かっちゃいない」とまでいう(まあ実際にわかっていない場合もあるので、彼らを一方的に非難することもできないけれど)。長期的な視点よりも短期的な視点が主流になる。・・・一方頭がいい人たちも、結局何を言っても死票にしかならないので諦める。無駄な努力を続けられるのはバカであって、頭がいい人はそんなことはしない。 -結局国が滅びないとバカには分からない。国が滅んで混乱期に入ると、弱者を守る仕組みなんて何もなくなるから、一気にバカは数を減らし、さらにバカもこれじゃいけなかったと少しは反省して、少しはいい国になる。しかしその国がまたバカにやさしい国であれば(今はバカであっても多数派にさえなければ言い分が通る、バカにやさしい世の中)、バカは徐々に増えて、歴史は繰り返される。 -そもそもどんなに頭のいい人だって、やがては年を取って、考え方が保守的になり、バカになるのだ。状況が変われば、また新しいシステムが必要になるほうが普通だ。しかし新しいシステムなどというものは、当然最初は少数派で、そして少数派は握りつぶされる運命にあるのだ。つまり国が何度生まれ変わろうとも、多数決で勝ったものに独占を許す限り、やがてはバカ国家にしかならない。 -そして人類も生物なので、使わない機能は退化していく傾向にある。どんなに頭がよくても、その能力を使わないでいれば(使っても効果がないのなら)、きっと退化して、結局バカになってしまう。 * こめんと欄 #comment
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