kclib1について#2
(1) kpopCount32
- int kpopCount32(unsigned int b)
- 普通のポップカウントです。与えられた引数の中でビットが1になっている個数を数えます。
- これはCPUのpopcnt命令を使って高速化しようとかそういうことは考えていません。古い環境でも確実に計算できればそれで十分なケース向けです。
- こんなの関数にするまでもない規模なのですが、たまに書き方を忘れるので、その時に使います。
int kpopCount32(unsigned int b)
{
b -= b >> 1 & 0x55555555U;
b = (b & 0x33333333U) + (b >> 2 & 0x33333333U);
b = (b + (b >> 4)) & 0x0f0f0f0fU;
return (b * 0x01010101U) >> 24;
}
(2) kpopCount64
- int kpopCount64(unsigned long long b)
- 普通のポップカウントのlong long版です。与えられた引数の中でビットが1になっている個数を数えます。
- これはCPUのpopcnt命令を使って高速化しようとかそういうことは考えていません。古い環境でも確実に計算できればそれで十分なケース向けです。
- こんなの関数にするまでもない規模なのですが、たまに書き方を忘れるので、その時に使います。
int kpopCount64(unsigned long long b)
{
b -= b >> 1 & 0x5555555555555555ULL;
b = (b & 0x3333333333333333ULL) + (b >> 2 & 0x3333333333333333ULL);
b = (b + (b >> 4)) & 0x0f0f0f0f0f0f0f0fULL;
return (b * 0x0101010101010101ULL) >> 56;
}
(3) kgetMsb32
- unsigned int kgetMsb32(unsigned int i)
- 与えられた引数の最上位ビット位置を抽出します。bsr命令のようにビット位置を返すのではなく、0x0123に対して0x0100を返すように振る舞います。
- 引数に0を与えた場合は想定していませんが、下記の実装からすると1が返ることになりそうです。これは引数に1を与えた場合と同じになっています。
- こんなの関数にするまでもない規模なのですが、たまに書き方を忘れるので、その時に使います。
unsigned int kgetMsb32(unsigned int i)
{
i >>= 1;
i |= i >> 1;
i |= i >> 2;
i |= i >> 4;
i |= i >> 8;
i |= i >> 16;
return i + 1;
}
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