これでもサイエンス?-0001

  • (by K, 2008.05.13)
  • できるだけ数式を使わないで説明する科学(書いている本人は科学のつもり)

(0)

  • 地球は丸いといわれて、あなたは信じられるか?

(1)

  • 地球は丸いといわれて、まずつっこみたくなるのは、なぜ下の人は落ちないのか?そもそも地球はなぜ落ちないのか?ということである。
  • それに対して、「いや下の人にとっては上が下なんだ、というか、みんな地球の中心に向かって引かれているんだよ」と答える。
  • でもなんかこれじゃあ納得できない。一休さんのとんちでごまかされたみたいな気分だ。だって僕は物が地球の中心に引かれているって感じたことは一度もないけど、下に落ちると感じたことなら何度でもある。重いものほど地球に強く引かれているというけれど、そんな変なこといわなくたって、重いものは重いんだよ、だから重く感じるんだよ。強く引かれているとか意味わかんないよ。
  • そもそも地球の中心って何だよ。そこからしておかしいよ。僕はまだ地球が丸いって認めたわけじゃない。だから中心も何もあったものじゃない。そもそも中心があるのなら、中心の真上では真下に落ちるけど、そこから少し進んだら斜めに落ちるってことなの?そんな見たことも聞いたことないよ。え、丸いからいつも下に落ちる?へりくつだなあ。
  • そもそも丸いって本当なの?地面が丸まっている(曲がっている)ところなんか見たことないよ。エイプリルフールでもないのにウソついているんじゃないの?

(2)

  • ということで、まずは地球が丸いかどうかを調べるべきだろう。落ちるとか落ちないとかの話はその次だ。地球が丸いかどうか調べる方法は、もし空を飛べないのなら、地球一周するのが一番手っ取り早い。空を飛べるのなら、人工衛星くらいまでの高さまで行けばいい。ちなみに僕はどちらも行ったことはないが、人工衛星の写した地球の写真なら見たことはある。確かにまん丸である。しかしこれが本物かどうかは分からない。周囲の人たちが総出で僕をだましているだけかもしれない。でも今のところ僕はこの写真を信じている。
  • しかし昔はもちろん人工衛星なんてなかった。それでも地球が丸いことは有識者には信じられていた。根拠はいろいろある。たとえば高い山に登る。遠くを見る。もし地球が丸くなければ、天気が良くて性能が良い望遠鏡さえあれば、とても小さくはなるだろうけど、どこまでも遠くが見えるはずだ。しかし実際は見えない(たとえば地球の裏側は見えない)。大きな湖でも同じようなことができる。琵琶湖くらいの湖を考えてほしい、湖の反対側に人が立っていても、その人の頭すら見えない。でも小さい湖だと頭くらいは見える。これは地球の丸みに応じて湖が盛り上がっているせいだ。湖周辺は気温の分布もあるので光の屈折もあり、それも計算に入れなければいけないとは思うが、でもこの方法で地球の半径を推定することはできるはずだ。
  • 昔の人は海の向こうから船が来るときに、まず上の部分から見え始めるということを知っていた。これは地球が丸い証拠だと考えていた。もし海が平らであれば、全体が小さく見えるだけで、必ず上から見え始めるというのはどうにもおかしい、というわけだ。

  • 余談だが「地の球」だから丸いんだよ、みたいな説明は論外だ。じゃあ、地板と名づけていれば丸くはなかったのか?女の子に太郎と名前をつければ男の子になるのか?ならないだろう。だから名称を根拠に説明するのは言葉遊びでしかない。

(3)

  • こうして地球が丸いことをどうにか認めて、しかも遠いところでも自分のうちと同じように物が下に落ちることを確認すると(つまり斜めとかではない)、やっぱり物体は下に落ちているのではなく、地球の中心に引きつけられているのだという説明を受け入れざるをえない気がする。そして地球そのものが落ちないのはなぜかという疑問も、そもそも物は下に落ちるわけではないのだから、自然に解決することになる。

こめんと欄


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Last-modified: 2008-05-13 (火) 21:36:40 (5160d)