OSC2008島根
(1)
- 行きの飛行機は満席で、しかも単なる満席ではなく次便でもいいという協力者を募るレベルに。
- これに応じると、謝礼金として1万円がもらえる。
- ちなみに最終便でこの要請を受けた場合は翌日の移動になるが、その場合は謝礼金が2万円になる上に、宿泊費相当の費用が出るらしい。
- 飛行機はエアバス社のA300R-600だったかな。
- これに対して帰りの飛行機は、MD-81という聞いたことのない機種だった。最大で150人くらいの乗客が乗れるらしい。ジェット機であるが、エンジンは前の羽の下ではなく、後ろに2つついていた。入り口がコックピットにとても近くて、乗り込むときにコックピットが見える。これはおもしろい。
(2)
- 松江テルサはとても駅に近い。これはいい。会場はとてもきれいだった。ボランティア(?)スタッフが非常に多い。聞いてみたら50人くらいはいるとのこと。すごい。でもお客さんもすごい。金曜日は開始10分後に既に配布用プログラムが不足。
- 金曜日は主にセミナーを聞いた。ITの高等教育のためには、最新の便利な環境を教えるだけでは適切ではなく(つまりGUIだけではだめ)、たとえばコンソールやviなどの使い方にも言及するべきだという説はとても感銘を受けた。またそれを教える際に、昔はマウスなんていう便利なものがなかったから少ないキーでうまく操作できるようにとこういう設計になったんだ、という説明方法があるという提案にもとても感心した。さすがだ。
- 金曜日は県知事さんや市長さんが来ていた。うーん、こういう展開は初めてだ。懇親会などで直接話をした人から聞いた印象では、全く何も分からないでITを町おこしに利用しようとしているような感じではなく、(何も知らない普通のおじさんと比べれば)十分な知識を持っているらしかった。知事という仕事はIT産業の育成だけやっていればいいわけじゃない。その多忙さの中でそこまで勉強してくれているというのは、やっぱりOSCに来るだけのことはあるんだなと思った。
- 懇親会では参加証が不足するほど人が増えて、これはもしや食べ物が不足するのではないかと勝手に心配になった(立食バイキング方式)。しかし食べ物は十分に用意されていて、僕がおなか一杯になるまで食べてもなくならなかった。そしてそれ以降ももったいないので僕はたくさん食べた。ごちそうさまでした。きっとまた体重が増えただろうな。ジュースやお茶も十分にあって、お酒をほとんど飲まない僕でもとても満足できた。
- そうそう懇親会では、知事さんのご好意(?)で、安来節のステージもあった。これほんとにOSCなの?って思えるほどの展開。民謡や踊りなどを披露してくれた。どじょうすくいとかもあった。踊りや歌が面白いかどうかは詳しくないので僕にはなんとも言えないけど、でもとにかくなにがなんでも歓迎しようと気持ちは良く分かったし、それはとてもうれしいことだ。
- 配布資料の中には、いつもの各種パンフレットのほかに、地元の観光名所のガイドやお食事どころが80店くらい紹介してある冊子なども入っていた。文化的な観光施設への団体割引適用券までたくさん入っていた(一人でも団体割引になって20%くらい安くなる)。これは3日目の観光で非常に重宝した。これはすごくいい。いつも僕は一人観光しなければいけなくなったときには本屋さんに行ってガイドブックを探すわけだけど、その手間が要らない。ガイドブック代や割引のことを考えると、僕にとっては2千円くらいの価値があった。他の開催地でもこういうことしてくれるようになったらいいな(もちろんこのページにそんなこと書いても誰も読まないので、アンケート用紙に書いておいた)。
- メディアフロントの小松さんとOSASKで超有名なnisiさんにも会えた。わざわざ広島から来ていただいてありがとうございます!というか、小松さんはいらっしゃるらしいことをOSC-MLに投稿してくださっていたので、かねてから渡したいと思っていた「川合賞マグカップ」を準備してきた。無事に進呈。nisiさんにも缶バッチやカオちゃんシールを。
(3)
- 土曜日は展示メイン。お客さんはまあまあ来てくれた。興味を持ってくれた人もいた。かつて民間企業で通信組み込み機器用のOSを書いて、さらに早期退社後に日本中を旅してさらに8年間も高野山で修行をして結界を張れるという面白い人が来て、うちのブースにおまじないをかけてくれたりもした。変わった人だけど、とてもいい人だった。大吉のおみくじまでもらった。
- 商業高校の高校生が地域の特産品を販売するホームページを学校のカリキュラムの一環で構築したらしく、制服姿でブースを運営していた。厳密な意味ではオープンソースとは関係ないんだろうけど、でもそこは宮原さんたちの包容力で、歓迎されていた。実にいいことだ。でもOSASKには興味がないらしく、うちのブースには遊びに来てくれなかった。それはちょっと残念。
- 土曜日の宿泊先は、北海道LOCALのみなさんと同じところだった。これはびっくり。そしてなぜか僕が一番安い部屋(3,900-)。予約する時期が良かったのかな?