2017年05月

  • (by K, 2017.05.26)

2017年05月26日(金) #00 inputかoutputか

  • 勉強が好きな人がいる。勉強といっても学問が好きという意味ではなく、勉強してスキルアップするのが好きという意味だ。これは自分へのinputといえると思う。・・・ちなみに僕はこのタイプではない。
  • 僕はむしろoutputが好きだ。何を学んだかではなく、何を作ったかで自分を評価する。勉強して資格を取ったり、テストで満点が取れるようになったとしても、それだけで死んでしまったら何にもならないと思う。大事なのはそのスキルで何をするかだ。
  • 極論を言えば、僕はスキルアップなんかしなくてもいい。よいものを作れればそれでいい。・・・っていうか勉強してスキルアップしても、それは自分ひとりの能力が上がるだけだ。それはすごいことだけど、たいしたことはない。
  • これに対して、自分が学んだことをよりわかりやすくまとめ直してブログを書いたらどうだろう。そうすれば自分のスキルが上がっただけではなく、他人のスキルまで上がる可能性がある。
  • もしくは、スキルアップなんかしなくてもいいから、便利なソフトウェアを一つ作ったらどうだろう。それを使えば仕事が2倍の速さで片付くとか。・・・これはものすごいスキルアップと同じといえると思う。しかも、そのソフトウェアは他人が使うこともできて、そうすればその人も仕事を片付ける速さが2倍になる。ものすごい生産性じゃないか!
  • と僕は思うのだけど、世間にはoutputよりもinputばかりしたがる人って結構いる・・・。まあ何もしないよりはいいんだけど・・・。個人の能力ばかりが評価される時代だからなのかなあ。

2017年05月29日(月) #00 まずは個人の能力を高めるべきでは?

  • 参考: 2016_09 (2016年09月01日(木) #00 あえて協力ではなく一人で)
  • 何か一人ではできないことがある。だからたくさんの人が協力しなければいけない。だからコミュニケーションは大事、自分の意見を正確にスムーズに伝えられるようになろう、みたいな話がある。
  • でももし、それが一人でできるようになったらどうだろう。そしたらそんなコミュニケーション能力は必要ない。だから不要になるかもしれない技術を学んでいることになりはしないか?
  • 「一人でできないからみんなで」ってすぐに考えてしまう人は、生産性を損なっていると私は思う。
  • なぜなら、個人のスキルを上げようと検討しなくなるから。他人に頼らなくてもできるようになる方法をどうして考えないのか。それが無理だったときに、それで初めて他人と組むことを考えればいいのだ。
  • Aさんは膨大な仕事を片付けなければならなくなって、仲間に手伝ってもらった。それでひとまず解決はするが、結局それはそれだけのことだ。・・・これがもしそれでも自分で解決するにはどうしたらいいかを考えた場合と比較しよう。たとえばなにかよいツールを開発して、それで作業効率を上げるかもしれない。新しい仕事のやり方を必要に迫られて発明するかもしれない。もしそんなことになれば、それは他人もまねできるかもしれない。そうなれば仕事が片付くだけではなく、他の社員まで処理能力がupするかもしれない。
  • そうとも、これこそ進歩ってやつじゃないのか。仲間を増やして解決したころで、進歩なんかありはしないじゃないか。
  • 僕は仲間を集めて大きな問題を解決する、って「麻薬」なんじゃないかと思う。これで一度うまくいってしまったら、味をしめて、事あるごとに人間の数で解決しようとしてしまう。でもそれじゃあいつまでも進歩はない。人類全体の生産性は向上しない。

こめんと欄


コメントお名前NameLink

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2017-05-29 (月) 19:41:16 (2526d)